歩き遍路

【歩き遍路40日目】三好市池田町白地本名「民宿白地荘」⇒観音寺市池之尻町「かんぽの宿観音寺」

2021年11月4日

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今日で遍路旅も40日目。足の痛みがなくなったお陰で歩き続けられていますが、よく続けているなと思います。習慣は恐ろしい…。いやいや、修行の一環でした、ミスター(弘法大師)すみません!今日から最後の「香川県」に入ります、頑張りましょう!

まず、昨日のスタート地点、佐野集落まで西に8.5kmを歩きます。そこからへんろみち(佐野道)で最高地点911mまで登ります、距離は北に5kmほど。その後は北に10kmほど歩けば67番・大興寺に着くのですが、その手前の西にある別格16番・萩原寺に寄り道しなければいけないので、今日の合計は30km弱になりそうです。ちなみに宿泊は67番・大興寺と観音寺駅の中間点の「かんぽの宿 観音寺」、温泉なので期待大です。

雲辺寺の山登りに出発!

今日も盛りだくさんなので、5:30に朝食をいただきます。無理して早くしてもらった訳ではないですが、そういえば今までで一番早い朝食じゃないですか…。

しっかりいただきます!

女将さん、早くからありがとうございました!

また、2日間お世話になりました。

何がかんだで出発は6:20になってしまいました。

ネコさんもお見送りしてくれました。

「民宿白地荘」とお別れです。

正面入り口です。

白地荘は結構高台にあるので、北側の国道192号まで下りますが、その途中に「八幡神社」がありましたので、道中安全を祈りましょう。

こちらから失礼いたします。

高台にからは、昨日通った池田大橋が右側に見えていて、その下を吉野川が流れています。

正面には徳島自動車道の橋も見えます。

さて、昨日歩いて来た郵便局前を徐々に登って行きます。

昨日は正面から来て、右に曲がりました。

時刻は7:20。小学生が一人で通学していました。

集団登校はないのかな?

今日は、朝のうちは雲が多くて、暑さはそんなにありません。

地味な道を戻って行きます。

時折、徳島自動車道が山あいから顔を出します。池田は四国4県の交通の要衝の地にあるので、何かターミナル的な役割ができたらもっと繁栄すると思うのですが…。

黙々と歩きます。

8;15に佐野集落前の雲辺寺口で国道から右に外れます。

しっかり表示がありました。

曲がると、道の右側に看板があります。材木の後ろを右に曲がるようです。

国道からは大きく右手前に曲がる形になります。

徳島自動車道のそばを通っていく情報は入っているですが、今のところポイントに看板がしっかり出ています。

佐野までの国道の登りと違って斜度はありますよ。

何カ所か切り返しながら登って行きますね。

ここは右手前。

お、法面のヘリ?

強引なルート取りもあります。

ヘリを登り切ったこのポイントだけ看板がありませんでした。ここは、左に曲がるのが正解です。ルートは左に曲がった後、また左に曲がります。

このまま畑の奥を詰めて左に曲がったのですが無駄足でした!

でも、オリエンテーリングのようで楽しいものです。この左の道を登って行くと徳島自動車道の真下をくぐります。

ライオンズクラブの道標アリ。

ちょうど、くぐる所に謎の看板が立っています。

うーん、謎の「うんち NO.2」の看板です。

階段を登って行きます。

すると…。

徳島自動車道を下に臨むことになりました。

徳島から86.2kmのポイントらしいです。

自動車道を北に進むと階段が見えてきますが、そこには「雲辺寺3.5km」の表示がありました。帰ってきて見てみると、どうも国道にあった「雲辺寺5.8km」はあやしいですね。というのも現在8:32、17分間で2.3km進んだとは到底思えず、少なくとも進んだ距離はその半分位だからです。(一般道を歩いた時の計測なのかな。)

ま、この先進むことには変わりありません!

この上部で、道がへんろみち(山道)になりました。8:33。

結構な傾斜の道です。

かなり汗をかきながら、時には足を止め進んでいると「今は唯この一本の道を進まん」のありがたいお言葉。

もう少し頑張りましょう!

だいぶ登ったところで、前方の傾斜が緩くなりそうなポイントが出てきました。山で言うところの谷から尾根筋に入るようなところです。ここで小休止です。奇しくも、「うんち NO.2」の看板が倒れていました。ここも「NO.2」ですが、ナンバリングの意味がわかりませんでした…。9:18。

ライオンズクラブの看板が多数ありました。キロ表示があるとよりうれしいです。

先ほどのポイントから先は、明らかに傾斜が緩やかになっていました。

歩きやすかったです。

9:35に送電線の鉄塔が見えてきました。

すると…。

道が舗装されてきました!

こりゃ、また歩きやすい。

あ、早とちりかな…。

どうやら土が覆ってしまったのかも…。

と、思っていたら9:37にちゃんとした舗装道路に合流しました。

手前側が「雲辺寺2.5km」です、奥側が曼陀道・境目道に続きます。

この後は、やや登りなのでしょうが、登りを感じさせない高原道路をてくてく歩くことになります。

霧が出たり、晴れたり目まぐるしいです。

景色がいい訳でもないのでちょっと飽きてきます。

車は一台も通りません。

10:00頃に分岐にたどり着きました。どうやら、国道192号の佐野と白地の間から登る車道はここで右側から登って来るようです。左手を登り出すと参道補修協力金のお願い看板が出て来るのでもう敷地内に入りました。ちなみに、普通車・軽自動車500円、バイク100円がかかります。

ちなみに歩行者は無料です。

おっと、真っすぐ車道を登るのかと思ったらショートカット路があるのですね。敷地内といってもまだ、1.8kmもあります。まるで、門から奥が長い金持ちのお屋敷のようです!

では、大邸宅に踏み入れましょう!

2、3カ所ショートカット路はありましたが、基本的には下のような道が続きます。

紫陽花が単調なルートを癒してくれます。

ようやく登りの道が見えてきたので、途中まで登ったら「参拝の方は下の道を通行して下さい」って、それなら手前の分岐に出しておいて下さいよ!

左は勝手口で、番犬が警護しているそうです。

で、戻るとこんな感じになっていました。ん、確かに矢印は右だな…。こりゃ、メンゴ、メンゴ(昭和過ぎる~)。

右の看板は「お遍路さんお疲れ様。世界遺産に!」という主旨でした。

3分ほど進んだ下の写真のポイントで、仁王門が直進になっていたのでそのまま真っすぐ行きました。⇒実は、本堂は左手の手摺のところを登って行くのです。雲辺寺はロープウェイからの動線がメインになっているのか、南側から歩いてくるとちょっとわかりにくいです。

何にせよ無事に到着できました!

10:18到着。昨日、バタンキュー21氏から原監督、カメさんと一緒の雲辺寺の写真が届いたのが10:15ですから、昨日のみなさんに追いついたような気分です。さあ、境内に入りましょう。

66番札所
66番・雲辺寺(うんぺんじ)

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雲辺寺は山中のお寺としてはとても広く、巨大な毘沙門天には内部から展望を楽しめると思えば、その横の元スキー場の公園では天空のブランコでSNS映えを狙ったカップルが訪れていたり、また五百羅漢像もいっぱいいるわで、お参り以外でも楽しめます。今回は季節的に紫陽花がいっぱい咲いていましたが、やはり、天気の良い日にお参りできれば最高です。

山を下りて別格16番・萩原寺へ!

雲辺寺は見どころがあるため、つい長居をしてしまいました。食事を摂ったのもありますが、2時間弱も居たことになります。仁王門からロープウェイ山頂駅向かう際の分岐に進み、左の灯篭のある坂を登るとロープウェイ、右の平坦な道を進むと下山路に向かいます〔分岐に大興寺9.2kmの石柱アリ〕。

分岐の先のお地蔵さんにお礼を言って12:08出発です。

穏やかな道を進んで行きます。

この時期の雲辺寺はあじさい寺ですね。

お、分岐から10分ほど歩いた所で、本来は「本堂」に立っている"おへんろくん"が「←歩き遍路道」にカスタムされています。ここから下りるようです。

萩原寺も大興寺もここで左です。

広葉樹の穏やかな道ですね。

日射しが出てきました。

5分ほどで、萩原寺への分岐に着きました。大興寺は直進ですが、私は萩原寺に向かうため左に向かいます。

「萩原寺6.3km、ロープウェイ駅3,3km」の表示アリ。

途中までは傾斜は緩やかです。

そういえば、すでに香川県に入っている筈ですね。

12:47。「山火事防止」の看板が見えてきて、多少傾斜がきつくなってきます。山を下っている感が増してきます。

同じ看板が2枚ぐらいありました。消防関係者殿お疲れ様です。

13:17にロープウェイ橋脚の下を通過します。

山を下りて青空が顔を出しました。

だいぶ、下りてきました。

里山の道といった感じ。

すると、途中で矢印が右を示しています。昔はこの先に道があったようですが、今は進めません(少し進んでみました。昔のビン、カンなどの残骸などの発見はありました)。

鋭角に右に曲がります。

道標どおりに進みましょう。

ピンクのマーカーが付いています。

四国ではピンクのマーカーは地元の方のマークであって、へんろみちとは関係ないと思えというのが私の学習(別格3番・慈眼寺のルートミス)ですが、ここは同調しています。

もう少しかな…。

この先、視界が開けた所からは街がを一望することができました。

ビルも見えます。

13:30にロープウェイ山麓駅に到着です。

お参りに来られた方の車でしょうか。

山並みが見えています。

お食事処もありました。

ロープウェイの一段下の駐車場に下りると、なぜかプルートレインの客車が2両停まっていました。宿泊施設だったのでしょうか…。塗装の程度が悪くなっていて可哀そうです。テールマークの「瀬戸」は場所柄マッチしてますが、「なは」の区間は大阪-西鹿児島でしたね。何か思い入れがあるのかも…。

平成でブルートレインはなくなってしまいました、寂しい限りです。

側面に「なは 観音寺行」表示がありましたが、この"遊び心"は「いいね」です!

DUETは2人用の個室寝台でした。

2台とも「熊クマ」の表示があったので「熊本」の車籍だったようです。「なは」が廃止される時には大阪-熊本に短縮されていたので、実際に「なは」で使われていた車両なのでしょうか。

いろいろと謎です。

帰って来てわかったことですが、この車両は善通寺のうどん屋さんが、遍路宿として使用するため、クラウドファウンディングを活用して移送したものだったのです。移送されたのが2021.4.18と訪れた2か月前に四国に来たところでした。("KBSニュース"より)

さらには、8月の塗装後の様子が記事になっていました("となりのかがわさん"より)

この地での今後の活躍をお祈りします!

さて、萩原寺に向かいましょう。表示板を見ると「真っすぐ行った先の丸い部分」は何でしょうか?

丸い部分の先に萩原寺の表示があります。

歩いていると道の左にコンクリートの建物と壊れた階段のようなものがありました。案内板によると明治33年から太平洋戦争まで、この辺りの雲辺寺ヶ原は陸軍の山砲射撃場として使われており、こちらはトーチカを残したものでした。

砲撃用の穴が開いています。

前から見ると、小さなサイロのようです。

富士の演習場のようだったのでしょうか。

後ろを振り向くと、銀色のロープウェイ山麓駅がみえており、そこから山の上にケーブルが伸びています。あの山の上から歩いて来たのですね…。

今なら、山頂公園からの展望が利いているはずです。

案内板に表示されていた丸い部分は「一方通行」のようです。

車両は時計回りになっていました。

時計回りに五郷山公園の脇を抜けて、大谷池が見えてくるとようやく萩原寺が左に見えてくるようです。

67番・大興寺はここから7kmですか。

振り向いてみるとお寺の脇がこちら側一方通行の始まりだったようです。

右側は萩原寺の境内です。

少し進んだ所が、坂道になっていたので上がって行ってみましょう。

前の写真の看板が左に見えています。

上って行くと、萩原寺の本堂前に出ました。では、お参りして来ます。14:24。

別格16番
別格16番・萩原寺(はぎわらじ)

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萩原寺は一番高い所に、本堂とお宮が祀られ、大師堂はその下に建てられており面白い配置に思えました。下の方は田舎のお寺といった感じで、親しみが持てます。かと思えば、寺務所や納経所は立派な門の中に入っていて、非常に個性的です。

納経所では、「萩の寺」の焼印が入った瓦せんべいをいただきました。

早速、食させていただきました。

67番・大興寺に向かいます。

さあ、15;07に大興寺に向けて出発です。

午前の天気はどこへやら、日射しが暑いです。

県道241号を経由して国道377号に出ましたが、これといって特徴のない道で疲れます…。というか、トワイライトゾーンに入って疲れているから、道を楽しめていないのでしょうか?

ちなみに、右の案内看板「まんのう公園 22km」は別格17番・神野寺のすぐ近くです。

現在16:04、残り3km、結構ギリギリです!

国道から山側に入り、お寺の近くまで来ました。あの山の向こうでしょうか?

こりゃ、登りますよ。

この後、左に曲がり、集落の横を通ったりしましたが、お寺にすぐに入れるかと思いきや、入口はぐるっと奥に回って反対側でした。

この切通しの左側が大興寺のようです。この時点で16:43。

時間ギリギリで、携帯カメラの起動もギリギリの中16;47に境内に到着して速攻でお参りを開始しました。こんなに、せわしないのは31番・竹林寺以来です。

67番札所
67番・大興寺(だいこうじ)

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大興寺は東側から丘に登ったところに立つお寺で、境内は整然としており、ハアハアいっているギリギリ男も静かに迎えてくれました。本来なら願いを込めた「七日燈明」と呼ばれる赤いロウソクが灯されていると思われますが、時間が遅かったのでよく分かりませんでした。

さて、17:10に今日のお参りも終了です。ここから4kmほど歩いて買い物を済ませた後、「かんぽの宿観音寺」に18:30過ぎにチェックインしました。

19:00前の部屋からの夕暮れです。

さあ、とりあえず香川に入ったし、最高所も越えたので明日も頑張りましょう!

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