弘南鉄道で「黒石」から「弘前」まで戻り、13:14に到着しました。この後、五能線を使って「五所川原」まで行きたいのですが、13時台の列車がありません(泣)。次は、14:30発の快速「リゾートしらかみ4号」になります⇒モバイルバッテリーを忘れて、携帯の電池容量が20%を切っていたので待合室で充電しましょう(最近はカフェ型式の充電コンセントが付いているので助かります)。
さて、時間近くに下りてみるとHB-E300系というハイブリットのディーゼルカーの「樵(ぶな)」が到着していました。こちらは、特急ではありませんが、全席指定の列車です。
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2016年製の新しい車両です。
4号車は一番後ろで、全員進行方向と逆向きに座っています。というのも、奥羽本線の2つ北の「川部」で五能線に入る時にこの車両が先頭車両になるためです。この写真では分かりにくいのですが乗務員室近くに"ブナ"の木をあしらったシンボルツリーが組まれていたり、木材を意識した明るい配色になっています。
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各所に杉やヒバなどが使われています。窓の外に弘南鉄道。
「川部」でスイッチバックします。このまま北東に進むと青森に着くのですが、北西に進みます。「リゾートしらかみ」はこの先、「五所川原」「鰺ヶ沢」を経て、「東能代」で再び奥羽本線と合流して終点・秋田に向かうのです。
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「五能線 終点駅」のプレートがあります。
「川部」から「陸奥鶴田」までは地元のお母さん方が津軽弁の語り部になって、いくつか物語を披露してくれました⇒まさに、リゾートトレイン!また、車内からは津軽富士・岩木山が見る事ができました(写真では分かりにくい…)。
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りんご畑の奥に雪をかぶった岩木山。
15:08に「五所川原」に到着しました。反対側のホームに「リゾートしらかみ3号」の「かわせみ」の編成がやって来ていました。こちらは一世代前の車両で、ディーゼル車です。
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ちょんまげのような変わったデザイン…。
線路を渡って東側の出口へ…。「樵」を横から撮る事ができました。そうそうこの車両は、3号車はボックス席(机付)になっていて家族や仲間内で乗車する際には良いかもしれません。
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洒落たデザイン。
さて、この後「芦野公園」に行くには、JRの奥で発着している津軽鉄道に乗り換えますが、15:47発に乗らないと明るい時間に帰って来れません。約40分しかありませんが、これから「立佞武多」を見学しに行きたいと思います。
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ここから7分ほどのようです。
国道339号を過ぎると、公共施設のような建物が見えてきました。
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立派な建物ですね。
これが「立佞武多の館」ですか…。
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早速入館しましょう。すでにあと30分しかありません…。
素早く、入場券を購入して(大人650円)大きなホールのような所に入ったら、とても大きく鮮やかなモノがあってビックリ!4Fまでエレベーターで昇って螺旋状に下りてこれるとのことだったので、とにかく上まで行きました。
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高さ23mは7~8階位…!
いや、思っていたより大きかったですよ。昔は、青森県内のねぶたは背の高いモノが多かったそうですが、電柱などが建て込んできたのと、戦争によって設計図がなくなったことによって背の低いモノになってしまったそうです。
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見下ろす形で見られる。
五所川原では立佞武多の設計図が発見されたことにより、1998年から立佞武多を復活させたとの事です。こちらには三台の立佞武多が収納されていて、毎年新たに一体が制作し、一体は引退させ、三体を練り歩くようにしているようです。五所川原では、大型ビジョンでも説明があり、三体揃い踏みの様子が紹介されていました。
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これはちょっと見たくなりました。
実際に、この館の扉が開いて立佞武多を外に出すようなのですが、よくそんな建物を造りましたね。
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写真でも見ても鮮やかですが、実際に見ると迫力が違います。
機会があれば、一度見てみたいものだと思わせるモノでした。
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短時間でしたが、見に来てよかった!
さて、上の写真を撮った時点で15:42。残り5分。諦めずに戻りますよ!津軽鉄道の建物はJRの隣の奥まった所に立っていて、中に入るとJRと共通の跨線橋を渡るようになっています。そうそう、「津軽フリーパス」なる電子チケットで回っていたので発車一分前でスマホの画面を見せて改札を通過することができました!セーフ!
一両編成の「津軽中里」行のディーゼルに乗ることができました。
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「走れメロス」のプレートがあります。さすが太宰治の地元。
車内は、座れないほどではなかったのでよかったです。
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クロスシートが多いです。私は端のロングシートに着席。
今回は、「金木」までガイドの女性がいろいろ見どころを案内してくれました。
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こちらの駅には鉄道ライターの種村氏の文献が所蔵されているそうです。
途中の吉幾三の出身最寄り駅の「嘉瀬」には香取慎吾のデザインした列車がそのまま留置されています。
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さすがにサビサビになってきてました…。
金木では上り列車と交換です。タブレットと呼ばれる信号の代わりのモノを受け渡しします。
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上り列車は2両編成です。
さて、芦野公園が近くなってきました。何人か運転席の近くに向かって携帯で撮影しています。いやいや、前だけじゃありません。最後部の方は誰もいないので気兼ねなく撮影できます。
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いい画が撮れました。青空じゃないけどね…。
16:14に「芦野公園」に到着です。こちらも見頃ですね。⇒そういえば、ガイドの方が「今年は異常気象のせいかあっという間に咲いてしまった…」と言っていました。
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撮影タイム。
JR東日本の"大人の休日倶楽部"で吉永小百合さんが来ていた時のポスターです。
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駅舎内に掲示。
同じポイントがこちら…。
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ピンク色が足りていませんが、悪しからず…。
駅の近くには簡易的な食堂と屋台があり、気温も寒いのでそそられましたが、まずは探索です。
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電車のいなくなった線路も絵になりますね。
公園内に入ります。入口付近には人がパラパラとおりましたが、時間も4:30近く寒くなってきたので奥の方には人影が見当たりません。次の五所川原方面の列車は17:19です。
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人を避けて撮影。
駅の近くに桜は集中していますね。
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濃いのと薄いのが混在。
芦野湖の沿岸にも植えられています。
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この辺りまで来ると人がいない…。
桜松橋という吊橋がありますが、人っ子一人いませんでした。
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この辺りまで来ると桜がないという事もある…。
橋の脇に太宰治の像がありました。
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太宰先生も花見に来たのでしょうか…。
「夢の浮橋」という木造の橋がありましたが、残念ながら通行止めになっていました。
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水面ギリギリなのでスリルがありそう…。
吊橋から見た桜の様子です。
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線路沿いの方が見どころがあるようです。
時間もあるので、隣の「金木」まで歩いてみましたが、風が強く吹いてきて、雨がパラパラ降って来ました。危なくずぶ濡れになる一歩手前でした。
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新しい駅舎。
この後、「五所川原」まで戻り、「リゾートしらかみ5号」に乗り継いで「青森」に向かいました。残念ながら携帯のカメラがスタミナ切れのため「リゾートしらかみ」の「青池」編成は撮れませんでした。さて、宿に入って明日の「あおもり桜マラソン」に備えましょう!
(つづく)
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