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今日は西予市から北隣の大洲市「ときわ旅館」まで17kmなので、バタンキュー21(BQ21)氏と話をして、距離的に楽勝モードなので午後は休養できるのでは…、というような話をしていました。
大洲に向けて出発!
「宇和パークホテル」を8:30に出発します。心なしかスタート時間にも余裕があります。今日も「ばたひかり」コンビで向かいます。おまつり金魚氏はユーチューブにアップするために作業中なので、先に出発させてもらいます。
出発してすぐの国道沿いに、良いモノを売ってそうなJAのお店を見つけました。入ってみましょう。
キターー!河内晩柑などが並んでいます。TZ対策に購入しましょう!
このご時世なので、愛媛県のマスコットキャラ「みきゃん」もしっかり「まじめえひめ」のマスクを着けています。ちなみに、左が「こみきゃん」、右が「ダークみきゃん」だそうです。
愛媛県は「みかん」推しが強いので、図柄入りナンバープレートのデザインも「みかん&みきゃん」というメルヘン柄です!
国道56号のキロポストは「開智学校」がデザインされていました。
9:00過ぎですが、大洲まで14kmの案内が出ています。この先はトンネル越えのため登りなのですが、この距離をみて俄然やる気がでてきました。
宇和加茂郵便局の手前で、おまつり金魚氏が合流し、更に昨日、仏木寺でお会いした徳島から来られているカメ氏とも再会しました。ここでフルーツを食べて小休止です。
さあ、鳥坂トンネルまで緩やかな登りですが、今日はBQ21氏がいいペースで引っ張ってくれています。
左にへんろみちの案内がありましたが、また国道に合流するようなのでこのまま国道を進みます。
だらだらと登っていきます。
「従是南宇和嶋領」の石碑がありました。以前は東多田の宇和島藩番所にあったようですが、現在の街道筋に移設されたようです。
「肱川源流の里」という名前のオシャレヘンロ小屋がありました。これから向かう大洲には肱川が流れているのでですが、山があり北側には流れられないため、南側に反時計回りに寄り道をしながら流れていきます。
10:30になり、ようやくトンネルに到着しました。トンネル内か狭くて危険なため、反射タスキを貸してくれるそうです。
トンネルに入ろうとすると、にわかにサイレン音で騒がしくなりました。大洲側のトンネルから出てきたパトカーが手前でUターンして入って行ったかと思うと、西予側からもパトカーが来ました。
1/4ほど進んだ所にパトカーが2台止まっており、腰を抜かした年配の女性と、軽バンを警察関係者が押している光景が飛び込んできました。
年配の女性が軽バンで側壁にぶつけたのかもしれません。軽バンはUターンさせて西予側に運ぶようです。追突事故などが起こらなくてよかったです。
大洲市、旧宇和町(現西予市)の市境です。
はい、無事トンネルは出られました。1kmもあるトンネルなので12分もかかりました。
さて、下りにかかります。
ちょうど良いので休憩しましょう。10:54。
さーて、もうひと頑張りしましょう!大洲のサインは大洲城と鵜飼いとツツジのようです。
鳥坂トンネルまではだらだらと標高を稼いでいたようで、この先の大洲北只ICまで300mは下りました。大洲には松山道のICがこの他に4つもあり便利なのですが、聞いたところによると西側に伊方原発があるので有事の際を考慮してでは無いかとか‥。
こちらは肱川の支流・嵩富川です。お昼が近くなりだいぶ気温が上がってきました。
ちょっと歩くと肱川沿いに出ました。ゆったりとした川幅で、2018年7月の西日本豪雨で洪水になったのが信じられません。
「臥竜の湯」という温泉施設の手前によい休憩所があったので休憩します。12:20。
この後数分もしないうちに、雰囲気の良い路地に入りました。こちらは伊予の小京都なんですね。
こちらは「大洲赤煉瓦館」で、元は銀行だったそうです。
大洲城が見えてきました。城や市役所、おはなはん通りといった観光地は肱川の左岸(西予側)に、駅や商店などは右岸(内子側)にあるようです。
肱川橋を右岸に渡り、大洲駅に向かいます。
13:15、お腹も空きましたので、橋を渡ってすぐのところに「との町たる井」に入ります。
「地鶏てり焼き丼」をいただきました。
本日宿泊する「ときわ旅館」は「との町たる井」から600mほどの近さだったので、食事の後、14:15には到着することが出来ました。
おまつり金魚氏は宿がこの先の内子町ということなので、我々も別格8番・十夜ヶ橋まで同行する事にしました。そうと決まれば荷物だけ置かせてもらいましょう。
十夜ヶ橋に向かう!
さて、今回の巡礼は宿に着けずにバスを使用して次の日戻る・B&B(バスでバック)がお決まりのパターンでしたが、今回初めて宿より先に進み、バスでその地点まで進む・B&F(バスでフォワード)パターンを使う事になりました。(⇒用語化する必要があるのか?)
そうと決まれば、十夜ヶ橋(永徳寺)に向かいましょう!
本来は、国道56号沿いに行くところを、今回はのどかな南側のルートで行きました。
15:10に別格8番・十夜ヶ橋に到着しました。
お寺ではなく橋が霊場になっている点については次のリンクをご覧ください。
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別格8番・十夜ヶ橋(とよがはし)〔永徳寺〕
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橋を渡る音が気になるくらいなのでもっと街中なのかと思ったら、結構郊外でした。今は、夜中でも国道なので車はひっきりなしに通ると思いますが、昔、真夜中に橋を渡る音がしたら怖いだろうなと思いました…。
さて、こちらでお祭り金魚氏をお見送りしました。2日間ありがとうございました!
さて、現在15:30で、帰りは宿までバスで行きたいところですが、「十夜ヶ橋」発のバスが16:23までありません。ひとつ大洲駅寄りの「東大洲」のバス停16:08発があるのでそちらに移動しましょうか…。あ、BQ21氏、郵便局でお金を下ろしたいので近くのモール(オズメッセ21)に行ってもいいですか。⇒ちょっと行ってきます。
終わったあとBQ21氏にTELで連絡をしたところ、モールのバスの待合所で地元のご老人に質問(!?)を受けているとのことです。「何であんたがたは、橋の下で寝ているような輩に手を合わせるんじゃ!」⇒うーん、様々な禅問答が始まりました。いろいろ話をしているうちにこのバス停からの発車時間も迫ってきました…。「タクシー頼んでやるからもうちょっとええじゃろ」とのことでしたが、お付きの方が取りなしてくれたため「オズメッセ21」16:16発のバスに乗ることができました。
車上の人となり、BQ21氏と話題になったのは「あのご老人は大師が派遣したのではないか」「天上のコントロールセンターが不適切なお遍路さんを選択して間者を送っているのではないか」などです。実際に愛媛県では、いろいろと印象に残る方々が増えていきます。
※大師の食に関する逸話が多く、①衛門三郎が托鉢を断ったら子供たちに不幸になってしまった。②里芋を所望したら「石なので食べられない」と断られ、里芋が食べられなった。③鯖を所望して断られたら、それを運んでいた馬が腹を壊してしまった。などいろいろ。⇒BQ21氏とは、あれだけ超人的な大師が食べ物で揉めるなんで器が小さいのではないか…。いやいや、これは、修行僧やお遍路さんに失礼な対応をしたらいけないという民間伝承では…。⇒など話していた内容が不適切と思われたのではということです。(大師を「ミスター」と呼んでいた事もあるので…、「水曜どうでしょう」じゃないんだよ!)
大洲駅を過ぎて宿の近くの「三笠通り五丁目」で降りました。
さて、近くのダイソーで買い物をして、ときわ旅館に17:00前に戻りました。午後は休養できるかな、なんて言っていましたが、結局夕方まで営業してしまいました。
この後、ときわ旅館のご主人から、明日の出石寺について地図をもらい、ポイントを説明してもらいました。ありがとうございます。
風呂に入った後、素泊まりのため、大洲駅の近くのスーパー「フジグラン」に買い出しに出かけました。結構いろいろ仕入れられたので、外食せずに部屋で反省会を開くことにしました。
大洲市はこの6月の段階で、「フジグラン」の入った「アクトピア大洲」の一部をコロナワクチン接種会場にしていました。なかなか先進的な取り組みです。
さあ、帰って夕食にしましょう!
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