歩き遍路

お遍路の参拝の手順について

2022年1月9日

今回、お寺に行った時の参拝の手順についてまとめてみました。(あくまでも私の行っていた内容で、失礼が無い範囲内で、個々に違って構わないと思います)

掲載するにあたって併せて観音霊場の手順を併記しました。というのも四国を訪れる予定のある方は近くの観音霊場で巡礼を経験してみるのも良いと思うからです。というのも、参拝の作法はほぼ同様で、読経する内容が若干違うからです。昨年夏に富士山に登った空海シスターズもこの春の四国デビューを前に、秩父を巡礼しており昨年中に結願しています。

※白い枠は共通項目になります。

参拝手順 四国88カ所 西国33カ所
坂東33カ所
秩父34カ所
(観音霊場)
1.山門
‥門前で身なりを整え一礼する
※菅笠はかぶったままでよい。
2.手水舎
‥(お参りの際には余計な荷物は持たず邪魔にならないところに置いておく)柄杓で手を清める
3.鐘楼
‥鐘を撞けるお寺はお参り前に撞く
※お参り後の"戻り鐘"は縁起が悪いとされる
4.本堂
①ロウソクをロウソク立ての上段に1本立て、そこから線香3本に灯し香炉の中央に近いところに立てる(他人のもらい火は避ける)
4.本堂
②鰐口を鳴らし納札を納める
4.本堂
③賽銭を賽銭箱に入れる
4.本堂
④ー1 数珠を右手に持ち、経本より【開経偈】【懺悔文】を読経
※参拝者の邪魔にならないよう配慮する
4.本堂
④ー2【三帰】【三竟】を3回ずつ読経
(なし)
4.本堂
④ー3【十善戒】を3回読経
(なし)
4.本堂
④ー4【發菩提心真言】【三昧耶戒真言】を3回ずつ読経
(なし)
4.本堂
④ー5【般若心経】を読経
4.本堂
④ー6【十句観音経】を読経
(なし)
4.本堂
④ー7本尊の真言を3回読経
(経本にはお寺ごとの真言が記載されています)
4.本堂
④ー8【光明真言】【御宝号】を3回ずつ読経
(なし)
4.本堂
④ー9【回向文】を読経
5.大師堂
本堂と同様にロウソク、線香を建て、納札を納め、賽銭を入れ、読経を行う
本堂の①~④ー9の手順を行う (なし)
6.納経所
お参りが終わったら納経帳、納経軸、笈摺などに墨書・朱印をいただく。

※読経については本尊のご真言のみ唱える方などもいらっしゃいます。

-歩き遍路

© 2024 ひかり たび Powered by AFFINGER5