〔補習〕阿讃縦走コースを経由して別格20番・大瀧寺へ
今回の補習・復習旅も最終日となりました。今日は、88カ所巡りの結願の前日に訪れた別格20番・大瀧寺に東側の登山道からアクセスしたいと思います。当時は、トレッキングシューズのかかとが減ってしまったため、登山道を断念して舗装路からアクセスしたのです(舗装路経由は約19km、登山道経由は6.6km)。というのも、大瀧寺は大滝山(945m)の山頂近く920m弱に建っており、88カ所66番・雲辺寺の約900mよりも高く、登山道の状況も分からなかったからです(歩きで行かれる方も少なく、へんろみち保存協会の地図を見せてもらったのですが実際のところよく分からないため…)。
今回はトレッキングシューズも履いていますし、大瀧寺へ通じる登山道が、阿讃縦走コースという今も歩かれている登山道であるという事が分かりましたので、そこを往復したいと思います。まずは、徳島県側の美馬市脇町から国道193号を北上して、香川県に入る手前の西俣名という集落に金刀比羅神社がありますので、こちらに車を停めて行きたいと思います。
国道377号線から見た付近の様子です。正面の建物の奥に金刀比羅神社があります。
金刀比羅神社から国道側を眺めた写真。鳥居から階段が国道まで続いています。
坂を登った所には車が数台駐車できます。
車を駐車した先に金刀比羅神社があります。
内部はお宮でした。
さあ、お宮の先に登り口がありました。スタートは標高270mぐらいなので550mは登ります。頑張りましょう!8:54。
登り始めは、数回ジグザクに方向を変えましたが、緩やかな登りです。
時折、看板もあります。9:01。
時折、急な斜面が出てきます。⇒私が感じたのは2箇所でした。9:12。
時折、山影が見えるので大体あの辺まで高度を上げると途中の大祖山の分岐(800m)あたりに行けるのかななどと思って見ていました。9:20。
徐々に高度を上げて行きます。9:26。
3/10?他に10分のいくつというのは、見当たらなかった気がする…。
途中、ロープの張ってある所があります。9:34。
その先は、分かりやすい道でした。
その後、ロープの張ってある斜面を登る事になりますが、ここは結構急ですね。9:42。
山影が近づいてきました。9:52。
さらに分かりやすく見えてきました。
笹の生えている所を通過。9:56。
ほぼ、高さが近くなりました。10:00。
大祖山分岐に到着したようです。10:08。1:50のところを1:14で進められているので大分順調です。
ここから地図上では、700m~900mの間の尾根歩きになります。奥に見えているのが尾根の続きだと思われます。10:21。
分岐から、多少下ったりして振り返ると大祖山に続く尾根が見えていました。10:28。
明るい尾根歩きです。10:28。
ズンズン歩きました。10:59。
尾根上の何カ所かで、丁石がありました。ずーっとある訳ではないので、旧道はどこからか登って来ていたのでしょうか…。
ここから登りかな…。11:08。
奥の山影は、前回来た時に舗装道路で登った所のようです。11:11。
くっきりと前回登った道の尾根が見えてきました。11:13。
少し歩くと目印になるモノが見えてきました。電波塔です。
舗装道路に出ました。この先の正面が西照神社。左の奥の方向に行くと大瀧寺です。
右手を上ると西照神社、右下に真っすぐ百数十m進むと大瀧寺の階段があります。
さて、無事大瀧寺に到着しました。11:33。約2:40で到着です。前回の舗装道路経由だと約4:30はかかっていたので、今回は60%で到着しています。大窪寺手前の「竹屋敷」あたりに宿泊すれば、その日のうちに大瀧寺と大窪寺をお参りして、大窪寺門前の「八十窪」に宿泊することができるかもしれません。
それもあってか、参拝者の足が遠のいてしまったのでしょうか…。
昭和45年に火災に遭ってしまったのも原因の一つでしょうか…。
ただし、吉野川方面の景色は良いです。
となりの西照神社にもお参りしましょう。
本殿です。
12:20。さて、ゆっくり戻りましょう。
帰りは、大祖山分岐から大祖山に行ってみましょう。13:38。
大祖山は特に展望は望めませんでした。
さあ、分岐に戻り下ります。途中、ロープの張ってある所を間違えないように…。
はい、無事に下山できました!14:42。
今回、阿讃縦走コースを楽しく歩く事ができました。前回は7月に入っており、大分暑かったので歩かないで正解だったのかも…。歩きで別格を遍路される方は、是非このコースを活用してみてはいかがでしょうか。
補習・復習Ⅲは、不動霊場の結願と大瀧寺の阿讃縦走コースという大仕事!?を無事完了しましたので、帰宅したいと思います。さあ、次回はどのような補習・復習を行いましょうか…。では、また。
(おわり)