遍路旅 雑記帖

四国遍路の補習・復習~#4 高知編

2021年11月11日

〔宿泊〕土佐清水市大岐「民宿大岐の浜」

4日目(11月9日)、今日は昨日の夕方からの大雨が嘘のように晴れました。

宿の非常階段からの景色です。

さあ、朝食をいただきましょう。

女将さんは食材に気を使っています。

もともと魚屋さんを営んでいた女将さんは、かつおのたたきに合う"たれ"を作るのがきっかけで、ぼん酢などを作って、宿の合間に販売などを行っています。

オーガニックなポン酢類は「のんの」にて販売中。

出発前に、「大岐の浜」の立ち上げ時から宿泊されている常連さんの"かさハマー氏(勝手なハンドルネーム)"と女将さんと一枚、パチリ。女将さん、またよろしくお願いします!

かさハマー氏は宿のキーホルダーを作ったり、器用な方です。

かさハマー氏はもともとはお遍路さんですが、今回はお遍路という訳ではなく、この辺りの気になったところを観光されています。ちなみに、今回は乗り放題の切符を使っており、今日はごめん・なはり線「あかおか駅」まで行き、「絵金蔵」という芝居絵屏風の資料館を見学するそうです。⇒それは初めて聞きました。とても気になります。

かさハマー氏が駅まで出るということなので、途中「中村駅」までご一緒することにしました。

〔復習〕"大岐の浜"見物

足摺岬まで行きたいところですが、今日は四国カルストを見学して、宿が高松という強行スケジュールなので、近くの"大岐の浜"だけ見学していくことにしました。宿は、琴平あたりにすればよかったかもしれませんが、行きたい所に行くのが旅の醍醐味ですね。

かさハマー氏と大岐の浜にて

前日の大雨と関係があるのか、流木があったものの、今日も大岐の浜はいい景色でした。

満潮で、雨の翌日なので、橋の無いへんろみちは渡れるかな?

中村駅で、かさハマー氏とはお別れです。

また、四国のどこかでお会いしましょう!

〔試練〕国道439号を移動

この後、梼原(ゆすはら)まで北上しますが、ここで通るのが国道439号です。ひどい国道という意味の"酷道"で、マニアの中でも有名なこの路線は、狭隘な山道が続く439〔ヨサク〕として恐れられて(いや、マニアは"楽しまれて"だな)います。

ここはまだ広い方です。ガードレールがなく看板も傾いてます。

こちらの国道は徳島市から剣山を経由して四万十市の中村まで続いていますが、徳島と高知の県境「京柱峠」は悪路として名高い所で、学生時代に剣山までの縦走の時にタクシーで入山口まで行きましたが、すごく秘境感あふれるところでした。今回はそれほどではない…と思いたいです。

とにかく、走ってみると時間がかかります。クネクネしているので街中の2倍はかかるのです。昨日の雨で結構、枝が落ちていますが通行には支障ありません。これは、隣の県道を迂回した方が早いのかな…。ま、せっかく高知に来たのでヨサクを満喫しましょう!国道56号を走っていると四万十市の隣は黒潮町ですが、山沿いは四万十町に入ります。

「異常気象時通行規制」ですが、昨日は規制したのかな…。

厳しいところばかりではありません。景色の良い所もあります。

下津井のメガネ橋。残念ながら昨日の雨で川は濁っていました。

〔寄り道・昼食〕梼原の街

高知市から行きにくい所として土佐清水が挙げられますが、西側の山奥の梼原町もそのひとつではないでしょうか。龍馬脱藩の道と新国立競技場をデザインした隈研吾氏の建築物が多く建てられている点が見どころです。

まず、この町役場自体が作品です。

その近くの図書館が見どころなのですが…。残念!休館でした…。

外観はこちら。

仕方がないので、外からガラス越しに撮影しました。

普通の図書館ではないですね。

こんな、図書館があったら行くのが楽しくなりますね。

町の誇りですね。

以前、中に入った時の写真を、参考までに掲載します。

さすが隈さん。木の使い方がカッコいい。(2020.2.15撮影)

こちらが「雲の上ホテル まちの駅梼原」(2020.2.15撮影)

また、近くに"維新の門"という、梼原町ゆかりの六志士に坂本龍馬、沢村惣之丞を加えた八人の銅像が建立されています。

坂本龍馬は梼原から大洲を通って脱藩したそうです。

坂本龍馬を右に従えるBQ21氏

お腹も空いたので、車で国道を高知側に少し移動します。途中、隈研吾デザインの「雲の上のホテル」を通りますが、改装工事中です。少し行った先に、「まゆちゃんのだいどころ」というラーメン屋があったので入りました。

BQ21氏、入りましょうか。

ネギ味噌ラーメンを食べましたが、白みそっぼく、ネギは2種類入っていて、やささしい味でした!

辛くないネギで、近くにあったらまた食べに行きたいな。

〔寄り道〕四国カルスト 訪問

さて、続いて梼原の北20kmに位置する、四国カルストを訪れます。やはり、標高1400mあるので、車でもだいぶ登ります。雲辺寺が900mくらいですから、ここに札所があったら大変です。

途中のアクセス道路から。

大学の夏合宿以来の訪問ですが、何か初めて見たような景色に感じます。天気に恵まれて良かったです!(昨日雨が降るので日程をずらしたのが功を奏したかな)

星ふるヴィレッジTENGUの駐車場より。

途中、尾根上に道が伸びています。初夏などに涼風を求めるために来てみたいです。

これは、間違いない観光ポイントです。

カルストなので、秋吉台と同じように石が点在しています。

風が寒い、寒い。

#4-1 "おくま饅頭"を食べる

四国カルストからは遍路中に打ち戻し(2回通った)久万高原町に向かいます。北に40kmほどです。こちらでは、巡礼中に気になっていたのですが、食べる事のできなかった"おくま饅頭"を食べてみたいと思います。なんせ、すぐ横のローソンで昼食のスパゲッティを食べてしまって饅頭まで手を伸ばせませんでしたから…。

最小単位の4個をいただきました。ショーケースの中に人形のようなものがあったので何かを聞いてみると、久万高原地方の「でんこ人形」というもので、由来はでんち(ちゃんちゃんこ)を着た子供で「でんこ」というそうです。こちらでは、左上にその関係のブローチなどの商品も売っていました。そういえば、近くにお遍路さんが宿泊する民宿の「でんこ」があります。

聞いてみるといろいろ発見があります。

早速、いただきます。私が良く知っている饅頭(郡山の"薄皮饅頭"や各地の温泉饅頭など)とは別物ですね。うん、全部柔らかい"あん"になっている感じが、どこかで食べたことがあります…。梅の印のついた和菓子!あれに食感が近い!⇒調べると、"山田屋まんじゅう"でした。なるほど、近い訳で、"山田屋まんじゅう"は松山のお菓子でした。

上品なお味でした。結構なお手前で…。

〔復習〕三坂峠入口を訪問

ちょうど、松山方面に抜けるので、旧国道33号・現国道440号を通って、三坂峠を通って行こうということになりました。へんろみちの入口が、薄暗くて何か感じるものがあるという事は他のブログなどでも聞く話ですが、残念ながら午後になり薄暗くなってしまいよく分かりません。よく晴れた日に、この場所に来ると対比が良いのかもしれません。

何かを感じるのは、昔の峠での事件・事故が入口に集約されているとか…。

ちなみに、入口前の「別荘馬酔木」が気になっていたので〔30日目参照〕、近くで農作業をしていたご婦人に聞いたところ、おじいさんが開いた別荘が5棟ほどあり、だいぶ前に店じまいして今は朽ち果てるのを待っているとのことです。⇒幹線国道から誰も通らない国道になってしまったのも寂しいものがありますね。

【歩き遍路30日目】久万高原下畑野川「いやしの宿八丁坂」⇒松山市浄瑠璃町「長珍屋」

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〔夕食〕善通寺市大麻町「鴻源」

琴平を過ぎて、19:30を過ぎ、すっかり暗くなっているので食事にしましょう。台湾料理のお店があったので入ってみましょう。

ドライブが長いので食事は楽しみです。

ボリュームがあって、満腹になりました。台湾ラーメンは辛いって聞いてたけど食べやすくて良かったですね。ラーメン2連チャンです。

味噌なすと台湾ラーメンの定食です。

この後、21:30を過ぎて、高松の「エクストールイン高松」にチェックインしました。エクストールインは西条で宿泊してサービスが良かったので今回も組み込みました。関東では馴染みのないホテルですが、他に熊本、山陽小野田などに展開しています。

今日は、補習・復習が少なかったですが、高知の山道からの清流や四国カルストが見られてよかったです。では、また明日!

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