神恵院とは
住所‥香川県観音寺市八幡町1-2-7 ☎0875-25-3871
67番・大興寺⇒(8.8km)⇒68番・神恵院〔真言宗大覚寺派〕⇒(0km)⇒69番・観音寺
「ウィキペディアより」
法相宗の日証上人が琴弾山で修行をしていたところ、琴を弾く老人が乗る舟を海上に見た。この老人は八幡大明神であることを知った上人は、その琴と舟を山上に祀り琴弾八幡宮と名付けた。行基が養老6年(722年)に訪れた後、大同2年に空海(弘法大師)が訪れ、琴弾八幡宮の本地仏である阿弥陀如来を描き安置した。その後、琴弾八幡宮は四国八十八箇所が成立したとき札所とされ、納経は別当の観音寺で行われた。なお、観音寺も札所として選ばれたので、琴弾八幡宮の納経は神恵院の院号で「琴弾八幡宮 別當神恵院」、観音寺自身の納経は寺号で「聖観音 右同所 別當観音寺」と納経をすることとなった。
しかし明治政府による神仏分離令により琴弾八幡宮に安置されていた本地阿弥陀如来図は観音寺境内の西金堂(さいこんどう)に移されたため西金堂は神恵院本堂となった。2002年、境内の別の場所に神恵院本堂が鉄筋コンクリートで新築され、元の本堂は薬師堂に戻され、その横にあった神恵院大師堂は台風で失われたので、十王堂の右半分が大師堂になった。
本尊‥阿弥陀如来(おん あみりた ていせい からうん)
詠歌‥笛の音も松吹く風も琴弾くも 歌うも舞うも法(のり)のこえごえ
①山門(69番・観音寺と共通)
②本堂
本堂内
本堂内厄除地蔵尊
③大師堂
④納経所(69番・観音寺と共通)
・ストリートビューによる境内の様子(360度)