西林寺とは
住所‥愛媛県松山市高井町1007 ☎089-975-0319
47番・八坂寺⇒(4.4km)⇒48番・西林寺〔真言宗豊山派〕⇒(3.3km)⇒49番・浄土寺
「ウィキペディアより」
伊予の関所寺(別の寺が関所寺という説もあり)で、境内は周りより一段低い場所にあり、邪悪な者が踏み入れると無間地獄に落ちると考えられている。
寺伝によれば、現在地より北東約3kmの小野播磨塚の辺りの「徳威の里」に、聖武天皇の勅願を受け、天平13年(741年)に行基が伊予国国司越智宿禰玉純と共に一宮別当として堂宇を建立、本尊の十一面観世音菩薩を刻んで開基したという。大同2年(807年)に空海(弘法大師)が巡錫の折、今の場所に寺を移されたと云われていて、日照りに苦しむ里人のため、奥の院になっている杖の渕の清水を湧出させたとも云われている。
17世紀末に火災で焼失したが、元禄13年(1700年)松平定直らによって一部再建、その後宝永4年(1707年)には中興の祖の覚栄法印が村民の雨乞い祈願を成就して松山藩に帰依され本堂と鐘楼堂が再興、さらに文化10年(1813年)に大師堂、天保14年(1843年)に仁王門が再建された。
本尊‥十一面観世音菩薩(おん まか きゃろにきゃ そわか)
詠歌‥弥陀仏の世界を尋ね行きたくば 西の林の寺に詣(まい)れよ
①仁王門
入母屋造の仁王門です。
②本堂
入母屋造向拝の本堂。
③大師堂
平成20年再建のひとまわり小さい大師堂。
④土参り大師
大日如来、弘法大師、不動明王が彫られています。
⑤水子地蔵尊
一本柱の屋根で守られています。
⑥阿弥陀堂
⑦遍照院(茶道)
その他
・橋より低く位置する西林寺
・六地蔵
・ストリートビューによる境内の様子(360度)
※庭園の池に立つ「福授地蔵」は残念ながらデータ不備で写っていませんでした。