龍光寺とは
住所‥愛媛県宇和島市三間町戸雁173 ☎0895-58-2186
40番・観自在寺⇒(50.1km)⇒41番・龍光寺〔真言宗御室派〕⇒(2.9km)⇒42番・仏木寺
「ウィキペディアより」
寺伝によれば、空海(弘法大師)がこの地を巡錫した際、白髪の老人に出会った。その言動から五穀大明神の化身と悟り、稲荷明神像を刻んで安置した。本地仏として十一面観世音菩薩、脇侍に不動明王と毘沙門天を刻んで、四国霊場の総鎮守の寺とされ、開基したと伝えられている。
元は稲荷田(現在地より南東へ約0.5km)にあったが火災により、承応2年(1653)澄禅が巡拝しときには田んぼの中に小堂があるだけになっていたが、元禄元年(1688年)広田杜があった現在地に移され、稲荷社が壇上中央、その東側に観音堂、その下段に大師堂が建てられ、『四国遍礼名所図会(1800年刊)』が書かれた江戸時代中期ころまでには現在に続く景観が成立し神仏習合の「三間の稲荷」として親しまれていた。なお、江戸時代前期には、「立光寺」という名で神宮寺としての龍光寺が成立していた。
明治の神仏分離で、稲荷神社と当寺に分離され、旧本堂は稲荷神社の社殿となり、旧本堂に祀られていた稲荷大明神像は新しく下段に建てられた本堂の向かって右に、旧観音堂に祀られていた本地十一面観音像は本尊として中央に移された。また、納経もそれまで「本社稲荷大明神 本地十一面観音」と書かれていたが、「本尊十一面観音」に変更された。
本尊‥十一面観世音菩薩(おん まか きゃろにきゃ そわか)
詠歌‥この神は三国流布の密教を 守り給わむ誓いとぞ聞く
①石の鳥居
寺への入口には仁王門ではなく、鳥居が建てられている。これは、神仏混交で稲荷神社が祀られているため。
②本堂
③大師堂
④稲荷神社
稲荷神社が敷地の一番上に建てられている事から、もとは一帯が稲荷神社だったことがわかかる。黒い屋根の祠が正面に建っていて、向かって右に赤い屋根の祠が建っている。
⑤七福神
龍光寺は恵比寿様ですが、全員揃っている!(観自在寺と龍光院にもあったのかな…)
⑥水子地蔵
⑦百体観音
その他
・ストリートビューによる境内の様子(360度)