寺院案内

42番・仏木寺(ぶつもくじ)

2021年8月30日

仏木寺とは

住所‥愛媛県宇和島市三間町則1683 ☎0895-58-2216

41番・龍光寺⇒(2.9km)⇒42番・仏木寺〔真言宗御室派〕⇒(10.8km)⇒43番・明石寺

「ウィキペディアより」

大同2年(807年)空海(弘法大師)がこの地で牛を牽く老人に勧められて牛の背に乗って進むと、唐を離れる際に有縁の地を求めて東に向かって投げた宝珠が楠の大樹にかかっているのを見つけた。そこで、この地が霊地であると悟り楠木で大日如来を刻んで、その眉間に宝珠を埋め、堂宇を建立して開創したという。牛の背に乗ってこの地に至ったというところから家畜守護の寺とされている。

鎌倉時代は宇和島領主西園寺氏の菩提寺として栄えた。弘法大師像は正和4年(1315年)10月5日開眼」の胎内銘が入り、銘入りの大師像として日本最古のものといわれている。本堂は享保13年(1728年)に、吉田藩主伊達村賢が建てたものである。

毎年、4月19日は当寺の縁日で、本尊の大師像が開帳される。なお、不動堂は元の大師堂で現大師堂の場所から移動され、前立の大師像は現大師堂が昭和時代になって建てられたときに共に造られた。

本尊‥大日如来(おん あびらうんけん はざら だとばん)

詠歌‥草も木も仏になれる仏木寺 なお頼もしき鬼畜人天(にんてん)

①仁王門

②大師像

③本堂

コンパクトで方形の本堂。(普通ならば大師堂サイズですが、隣の大師堂と並んで品の良さを感じがします)

④大師堂

本堂よりひとまわり小さい堂ですが、屋根は方形ではなく唐破風向拝。(本堂が前に出ていなかったらこちらが本堂かと思われそうです。サイズは違いますが…)

⑤びんずる堂(残木堂)

⑥救世観音像

⑦釈迦如来像

⑧家畜堂

旧暦6月の土用の丑の日と二の丑に人、牛馬の身代わりとして"きゅうり"に病気を封じる「瓜封じ」が行われている。

⑨水子地蔵尊・厄除地蔵尊

⑩聖徳太子堂

⑪不動堂

その他

石段を上った一角に並ぶお地蔵様。

境内の中ほどの道祖神。

・ストリートビューによる境内の様子(360度)

※他にも茅葺の鐘楼と七福神が納経所近くにいらっしゃったようですが、撮影を忘れておりました。残念…。

-寺院案内

© 2024 ひかり たび Powered by AFFINGER5