寺院案内

25番・津照寺(しんしょうじ)

津照寺とは

住所‥高知県室戸市室津2652 ☎0887-23-0025

24番・最御岬寺⇒(6.7km)⇒25番・津照寺〔真言宗豊山派〕⇒(6.7km)⇒26番・金剛頂寺

「ウィキペディアより」

寺伝によれば、大同2年(807年)に空海がこの地を巡錫した際、山の形が宝珠に似ておりこの地が霊地であると感得し、宝珠に合わせ、一刀三礼して延命地蔵菩薩を刻み堂宇を建立し開創したという。『今昔物語集』には当寺が「津寺」の名で登場し、本尊地蔵菩薩の霊験が語られている。それは、「地蔵菩薩火難ニ値ヒ自ラ堂ヲ出ルヲ語ル」とあり、本堂が火災に遭ったとき本尊が僧に身を変え村人に知らせ難を逃れたという逸話である。紀貫之は承平5年(935)土佐の国司の任期5年を終え帰京する途中海が荒れ、10日間室津港に留まったのち室戸岬を越えることができたと土佐日記に記述されている。また、慶長年7年(1602)に土佐藩主山内一豊が室戸沖で暴風雨に遭ったとき、どこからともなく一人の僧が現れて船の楫をとり無事に室津の港に着けて立ち去った。衣から垂れた水跡を辿っていくと本寺の本堂の前で終わっていた。そこで本尊を拝観するとその姿が濡れており、本尊の地蔵菩薩が僧に姿を変えて船を救ったことを悟った。このことから本尊を楫取地蔵と呼ぶようになったという。

本尊‥楫取延命地蔵菩薩(おん かかかびさんまえい そわか)

詠歌‥法(のり)の舟入るか出づるかこの津寺 迷ふ我身をのせてたまへや

①山門

②鐘楼門

③本堂

④大師堂

⑤納経所、信徒会館、方丈

⑥大師像

⑦一木神社

その他

・石段途中の石仏

・稲荷大明神

・ストリートビューによる境内の様子(360度)〔石段下、大師堂横〕

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