寺院案内

17番・井戸寺(いどじ)

井戸寺とは

住所‥徳島県徳島市国府町井戸字北屋敷80-1 ☎088-642-1324

16番・観音寺(2.9km)⇒17番・井戸寺〔真言宗善通寺派〕⇒(18.7km)⇒18番・恩山寺

「ウィキペディアより」

寺伝によれば、阿波の国司に隣接し天武天皇が勅願道場として673年に創建し、七堂伽藍、末寺12坊を誇る壮大な寺院となり「妙照寺」と称していた。本尊は薬師瑠璃光如来を主尊とする七仏薬師如来で聖徳太子作、また、日光菩薩、月光菩薩は行基作と伝えられる。伝承ではその後、弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)が来錫、十一面観世音菩薩を刻んで安置したという。また、その際に土地の人々が水不足で困っていることを知り、錫杖で一夜にして井戸を掘った。そこでこの地を井戸村と呼ぶようにし、寺号も「井戸寺」と改めたという。

貞治元年(1362年)、細川頼之の兵火(細川清氏の反乱)で堂宇を焼失し、後に頼之の弟・細川詮春によって再建されたが、天正10年(1582年)に十河存保と長宗我部元親の戦い(第一次十河城の戦い)により再び堂宇を焼失、慶長年間(1596年 - 1615年)に徳島藩主蜂須賀氏によって再興に着手され、万治4年(1661年、藩主は蜂須賀光隆)にようやく本堂が再建となる。

大正5年(1916)正式名称を井戸寺にする。それまでは、納経には妙照寺が使われていたという。 その後、昭和43年(1968年)失火によりまたも本堂が主尊の中央本尊を残して焼失し、3年後に再建された。

本尊‥七仏薬師如来(おん ころころ せんだりまとうぎ そわか)

詠歌‥面影をうつしてみれば井戸の水 結べば胸のあかや落ちなん

①大門(仁王門)

徳島藩主・蜂須賀家の大谷別邸から移築された大きな門。

②本堂

本尊・七仏薬師如来が拝顔可能。聖徳太子の作と伝えられる。

③大師堂

あいにく、欄干の工事中。

④大師像

⑤水子地蔵

⑥日限大師堂

お参りする日を決めて参拝すると願が叶うとされる。堂内には弘法大師が一夜で掘ったとされる「面影の井戸」が残っており、この井戸をのぞいて姿が映らないと3年以内に不幸が訪れるとのこと…。

⑦護摩堂

⑧納経所、庫裏

その他

・大門から境内を望む

・ストリートビューによる境内の様子(360度)

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