寺院案内

別格2番・童学寺(どうがくじ)

童学寺とは

住所‥徳島県名西郡石井町石井字城の内605 ☎088-674-0138

12番・焼山寺(20.4km)⇒別格2番・童学寺〔真言宗善通寺派〕⇒(7.6km)⇒13番・大日寺

「ウィキペディアより」

『阿波志』等に伝える寺伝によれば、飛鳥時代、行基が創建したという。奈良時代末から平安時代にかけ空海が7歳から15歳まで当寺で書道や密教などを学び、『いろは四十八文字』を創作したと伝わる。その由緒から寺号を童学寺と称するようになったとされる。弘仁6年(815年)、空海が42歳のときに再び当寺を訪れて伽藍を整備し、自らが彫刻した薬師如来、阿弥陀如来、観音菩薩、持国天、毘沙門天、歓喜天を安置したという。

童学寺の近くには「石井廃寺跡」(徳島県指定史跡)という奈良時代前期にさかのぼる寺院跡が存在し、これが童学寺の前身ともいわれている。石井廃寺跡からは、金堂、三重塔などの建物跡が検出されており、東に塔、西に金堂が建つ、法起寺式伽藍配置であった。 正和元年(1312年)津茂・松家両氏の発願により大規模な修繕が行われたことが、現存する棟札からわかっている。 天正年間(1573年 - 1592年)長宗我部元親の兵火を受けて全山焼失したが、元禄年間(1688年 - 1704年)に肥後の国より来錫した僧堪霊により再建された。 安政5年(1858年)昌平校教授であった安積信が童学寺の縁起を撰して碑文を建立している。

2017年3月25日午後5時30分頃、庫裏(住居兼台所)が火元とみられる火災が発生し、本堂及び庫裏などの建物が全焼。国の重要文化財に指定されている木造薬師如来坐像は運び出され無事だった。

本尊‥薬師如来(おん ころころ せんだりまとうぎ そわか)

詠歌‥まいるなら三世の悪業消へはてる 南無や薬師の瑠璃の光に

①山門

②聖天堂(仮本堂)、石仏

2017年の火災により本堂が焼失し、現在、聖天堂が仮本堂となっている。(遠望の写真しかありませんでした…)

③いろは大師

④大師堂

⑤四国八十八カ所石仏等

四国八十八カ所、四国別格二十霊場、西国三十三観音の石仏が回廊内に安置されている。(時間をかけて観たかったものです…)

⑥三宝荒神、先住霊観音

⑦キリシタン灯篭

旧本堂跡が残念…。

⑧脳天不動

脳天不動の祠とお筆の加持水の泉がある。→弘法大師が硯の水にしたということで筆達者になるとのこと

四国三十六不動霊場の十一番札所となっており、羅多羅童子を祀る。

その他

・経蔵

・旧本堂前の石仏等 その1

・旧本堂前の石仏等 その2

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