東京下町散歩

下谷七福神めぐり~2022年初詣~

初詣に行ってきます!

2022年も始まりました。いつもは地元の神社に初詣にお参りに行っていますが、天気も良いので、昼過ぎに自転車で出かけてみることにしました。

ということで、14:00過ぎに浅草にやってまいりました。雷門付近は車両交通規制が引かれ、雷門前の「浅草文化観光センター」か2Fからの様子は次のような状況でした。

おー、混んでますなー。

こちらのセンターの8F展望テラスからは東京スカイツリーや浅草の街を一望することができ、デザインは隈研吾氏です。今回は偵察がら2Fに来ましたが、こちらも空いていれば、待合スペースから雷門を望むことができます。

こちらはオススメです。

ということで、あまりにも混んでいるので正月らしい風景(?)だけ撮影して、別のエリアに移ることにしました。⇒したがって、トップページはお参りも何もしていない浅草の風景でした。悪しからず。

どこかで見た写真。

下谷に移動して七福神めぐりをしましょう。

この後、買い物をしたあと「かっぱ橋本通り」を経由して入谷に向かい七福神めぐりをすることにしました⇒四国の名残を求めているのか…(笑)。

東西に走るこの通りからは西にスカイツリーがよく見えます。ちなみに、テレビで紹介される「かっぱ橋道具街」南北に走っていて、途中で交差します。

どじょうで有名な飯田屋が見えています。

さて、まずは、一番近い「入谷鬼子母神」からスタートしたいので、首都高上野線の入谷ランプのあたりまでやって来ました。今回の七福神めぐりはJR鶯谷駅のあたりから日比谷線(国道4号沿い)の入谷駅から三ノ輪駅のエリアで徒歩で1時間くらいのエリアです。

「飛不動尊」の案内より引用

色紙はこれから回るお寺や神社で販売しており、一番廉価なコースが色紙300円、ご朱印100円/1カ所となっており、全部回ると1000円となります。内容については「飛不動尊」のページを参考にしてください。

①「福禄寿」‥入谷鬼子母神

入谷駅からほど近い所に位置しています。

目印の赤い旗が立っています。

本堂では、鬼子母神をお祀りしています。毘沙門天の部下の妻で、500人~1000人の子を持つ母でしたが、人間の子を食べていたところをお釈迦様が見かねて、末っ子を隠したところ半狂乱になってしまい「子を失うという事を知ったのだから、食べるのをやめるように」と諭して、それから子供と安産の守り神になったそうです。

本堂。

入口近くに福禄寿様はおいででした。

別のお堂にいらっしゃいました。

次の「元三島神社」まで10分です。

②「寿老人」‥元三島神社

鶯谷駅北口のほど近くです。

ホテル街の真っ只中にあります。

行ってみると、地元の氏神様なのか境内の外から石段の上まで並ぶ大人気ぶりでした。

おー、渋滞です。

こちらの神社は伊予の一宮・大山祇神社を分霊したと神社とのことで、ちょうど行けなかった四国の一宮なので何か縁がありますね。今回は混んでいることもあり、寿老人様がどこにいるのかわかりませんでした。こんなに混んでいたら一人ひとり聞いていられないかもしれません…。

ツノのような千木が立派。

そういえばこちらには「輪くぐり」がありましたが、渋滞していたので1回くぐっただけでした。くぐって左に回って戻り、右に回って戻り、左に回るで三周するんでしたっけ。礼をするとか、回る方向の足からくぐる何ていう習わしがあるような…。

こういう風習は残してほしいですね。

次の「英信寺」まで10分です。

③「三面大黒天」‥英信寺

英信寺は通りから奥に入り込んでいるので、一回通り過ぎてしまいました。

この路地の奥ですね。

小さいながら山門がありました。

大きな看板がありました。

ご本尊は阿弥陀如来でしたので四国の名残で「おん あみりた ていせい からうん」のご真言を唱えましたが、拝殿には「南無阿弥陀仏」と唱えましょうとありました。なるほど。こちらもお堂のなかにいらっしゃるのでお姿はわかりませんでした。

大きな数珠を回すものがありました(四国の金倉寺にありました)

こちらの寺務所では小さな鈴をいただきました。

お寺、神社ごとに色がありますね。

次の「法昌寺」まで3分です。

④「毘沙門天」‥法昌寺

英信寺を出てすぐの床屋さんの路地を曲がって行くと「毘沙門天」のお寺に最速で着きました。

やはり旗が表に出ているとありがたいですね。

入ってすぐの所に本堂がありました。

新しい建物ですね。

奥に「毘沙門天」のお堂がありました。

かわいいお堂です。

入口外の左側には救世観音様が祀られていました。

いつでも拝めるようにこの位置にあるのでしょうか。

次の「弁天院」まで15分です。

⑤「朝日弁財天」‥弁天院

小野照崎神社まで出て昭和通りを渡って1本目の細い通りを北に進んで行ったら、行き過ぎて三角の五差路まで来て、南に戻りました。(この辺は碁盤の目ではなく三角になっているので地元でないとわかりにくいところがあるかも…)

公園?

入口を入るとそこは「弁天院公園」で、北側に「弁天院」と「弁天会館」が建っていました。拝むのも、御朱印をもらうのもお堂の中です。

公園では子供が遊んでいて、まさに下町な感じ…。

テントの中には手作りのしおりがあり、心に残る言葉がいろいろと書かれていました。

最初に目に入った「置かれた場所で咲きなさい」をいただきました。

次の「飛不動尊」まで15分です。

⑥「きく恵比寿」‥飛不動尊正宝院

派手な提灯の飾りがある「飛不動尊」です。

路地を中に入ります。

左手に本堂があります。ご本尊は一夜にして大峯山から江戸まで飛び帰ったことに由来するそうで、飛行機関連の関係者やゴルフ愛好者、はたまた受験で「落ちない」ご祈願もあるようで、万能なご不動さんですね。

酉年の守り本尊なのでよくお参りしておかないと。

本堂前に恵比寿様が祀られていました。

左下では何を話されているのでしょうか。

本堂の右側に寺務所がありました。

こちらも提灯が…。CMなんですね。

最後の寿永寺まで10分です。

⑦「布袋尊」‥寿永寺

最後のお寺は三ノ輪駅に近い東泉小学校前にありました。コロナ対策で裏口から入り、表門から出る動きを徹底していました。

新しい建物。

階段上からは小学校が目前にあり、階段下の特設テントでご朱印などを行っています。

布袋様は…。

布袋様は下りて左側にいらっしゃいました。

こりゃ、福が来るな!

自転車で回って約1時間ほどかかりました。というのも「元三島神社」が大人気だったこともあると思います。他のお寺、神社はそんなに並ぶというほどではありませんでした。今回のコースは日比谷線の「入谷駅」で降りて、帰りは「三ノ輪駅」から帰ることができるので、散歩がてら行かれてみてはいかがでしょうか。⇒都電を使って帰るのもなかなか楽しいかもしれませんね。

ご朱印は1月1日~15日まで8:00~17:00まで受け付けています。以上、2022年の初詣でした。

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