東広島市の「西条」の酒蔵通りを訪れましたが、今度は同じ市内で海沿いの「安芸津駅」まで20km移動します。バスが出ていますが、昼は2時間に1本程度なので、11:55のバスを逃さずに乗りました。そうそう、昼時でお腹が減ったので、終点の「安芸津駅」より手前のバス停で降りてお好み焼き屋店に入ることにしました。
広島風お好み焼きは"中華そば"か"うどん"を入れますが、私は中華そば派です。そして、こちらの"中華そば"が細麺のツルっとしている感触が良く、嚙んでいる時が絶妙に旨かったです(今回、広島市内でも他3枚食べましたが、このお店がベストでした!)。
お腹も膨れたので、駅まで歩きましょう。結構、街中は閑散としています…。
駅の手前まで行くと、板塀の蔵がありました。
と思ったら、こちらは「柄酒造」で造り酒屋さんでした。そういえば、西条が繫栄するきっかけとなった酒造家・三浦仙三郎は安芸津の出身でしたね。
ほどなく呉線の「安芸津駅」に到着。駅前は何も無いように感じたのですが、後で調べるとラーメン屋と喫茶店があったようです(何もなかったように感じる駅でした)。現在13:16ですが、次の列車は35分後です。近くにお寺の上に展望台があるので時間つぶしに行ってみましょう。
正福寺の上に正福寺公園がありますので、行ける所まで行きましょう。
境内を通り、お墓の脇を登って行きます。
時間が足りなそうなので手前を右に行く道があり、そこからも海が見えそうなので行ってみると…。
駅から数分のところの港からレモンで有名な大崎上島行のフェリーが出ているようです。
さあ、列車に間に合わないとまずいので、駅に急ぎましょう。
三原行の列車に間に合いました。
せっかく海沿いに来たので、呉線で「竹原」に寄ってみようと思います。「安芸津」の東側に2つ行った所にあります(広島とは逆側ですが…)。こちらは、連続テレビ小説「マッサン」の「竹鶴酒造」のある所です。
「竹原駅」に到着したのが、15:05。次の広島方面行は15:53なので、48分の滞在です。見どころの町並み保存地区は駅から1kmほど離れていますので行って帰って来るだけですな…。
間違いなく観光地ですね。スイーツ製造直売のお店でした。
こちら「竹原市」は安芸の小京都と呼ばれ、江戸時代後期は製塩業で栄えたようです。
なまこ壁もみうけられます。
メインストリートにやって来ました。
竹鶴政孝とリタの像がありました。「歴史民俗資料館」に面しています。この辺りは「竹工房」もあって本来は見どころのある所です。
時をかける少女で使われた「胡(えびす)堂」が見えてきました。
L字の路地に出っ張って建てられているので、存在感がある訳です。
さて、そろそろ戻りましょう。途中、「竹鶴酒造」の前を通りました。
「竹鶴酒造」の裏手に「西方寺」という浄土宗のお寺があり、こちらの高台には「普明閣」という舞台のある観音堂があります。時間の都合で今回寄れませんでしたので、googleマップによりお届けします。
さて、今回は駆け足で回りましたが、「竹原駅」に無事到着して15:53広行に乗車できました(「広島」の手前に「広」があるのは地名が似ていて分かりにくいですね…)、今度は、時間を取って回りたいものです。
(おわり)