今回、高知龍馬マラソンが2月19日に開催されるので、高知県にやってまいりました。このマラソンはコロナ禍により2020年から3年ぶりに開催される訳ですが、自分にとってコロナ前の最後の大会になったのが2020年のこの大会だったので是非参加したいと思っていました。当時はまだ3時間56分で走れていましたが、このところ30分以上もタイムが落ちてしまっています。まあ、今回も無事完走狙いで頑張ります!
前日受付
この大会は前日受付なので、2月18日の10:00~20:00にゼッケン引き換えをしなければなりません。ということで、午前中に中土佐町の山中を歩いた後、高知中央公園(はりまや橋から西側にちょっと進んだ所)までやって来ました。
ゼッケン引換証には健康チェックシートがありますが、レ印ひとつ付ければOKです。館山マラソンのように一週間の体温と〇印をいくつも付ける必要がありません。どちらのシステムがいいんでしょうね…。早く亡くなって欲しいものです。この引換証兼チェックシートは参加賞引換所で渡して参加賞Tシャツなどをいただきます。
ステージではよさこいのチームの演舞がなされていました。
では、明日スタート地点に来たいと思います。
大会当日
今日は、高知城近くの県庁前から9:00にスタートして、時計回りに春野総合運動公園をゴールにするコースになっています。途中、海岸沿いは仁淀川を渡った先まで約6km×2の折り返して、春野に向かいます。
まずは、高知城の近くにある城西公園にて8:15までに荷物を預けなければなりません。ゴールが異なるマラソンのお決まりのパターンです。この大会のウィークポイントはスタート地点付近に更衣室が準備できていない点です。今日は夜に降った雨があがったから良かったものの、降っていたら大変なことになりそうですが…。⇒2020年は小雨だったので何とかなった記憶があります。
8:30にはブロック毎のエリアに入らなければなりませんので、荷物を預けたら移動します。Dブロックは升形商店街だったのですが、地元の商店の方が生姜湯をふるまってくれました。
8:37頃にはブロック毎にスタート地点に移動しはじめました。
電停を2つも越えて歩きましたよ。
ようやくストップ。ここで、スタートセレモニーを聞くことになりました。今回も瀬古利彦さん、金哲彦さんが来られていました(どこか大きな大会には来られてますね…)。あとは、高知県ということで間寛平さん(宿毛市出身)、稲村亜美さんです。
9:00のスタート時刻になりましたが、いつもの如くまだ動きません。
意外と早く9:02にスタートラインを通過できそうです。
高知県警音楽隊の皆様お疲れ様です。
ほどなく、はりまや橋交差点に差し掛かりました。
右手にイベントホールの"かるぽーと"が見えてきました。
続いて、"ちより街テラス"が見えてきました。こちらもちょっとした新しい店舗ですね。昨日思ったのは、普段から高知市は中心街(帯屋町のアーケード)などに人が集まっていて、シャッター商店街ではないなという事です。ひろめ市場などに人が集まるからなのか、他県よりもショッピングモールが少ないからなのか、いずれにしても高知市の強みのような気がします。
走って20分ほどすると、見慣れた光景のところに来ました。一昨日、五台山まで歩きに行った新葛島橋です。右に五台山も見えています。
少し進むと高速道路の高架が見えてきました。
そうそう、もう一人のゲストが走られていました。大会テーマソングを作ったギタリスト山下俊輔さんです。
ユニフォームに「高須」と書かれた野球少年が応援してくれていますが、ここを右手方向に歩くと31番・竹林寺に着くんだな(笑)などと、自分が歩いた所を考えたりできるので、土地勘のある所は調子がいい時は楽しいです(調子が悪いと、まだここかよ…ということになります)。
5kmで9:33なので、自分としてはちょい早いけどそのまま行きます。
そして、お遍路の時に泊まった「ビジネスホテル土佐路たかす」が左手に見えてきました。
7km付近ともなると山も見えて、郊外感が出てきます。
ずっと真っすぐ走ってきましたが、右手の海の方向に曲がります。
「介良(けら)」は知らなかったら読めないですね。
もう一人のゲストが龍馬だったとは!金哲彦さんがコスプレをして走られていました。
太鼓の応援などありがたいです。
山が見えてきました。この先もう一つトンネルがあるんでした。
そして「蛸の森トンネル」へ。
まだ、見えませんが海が近くなってきました。
この先は右に曲がって桂浜方面に行きますよ。
32番・禅師峰寺が山の上に見えてきました。
「峰寺トンネル」で通過します。
左に「禅師峰寺」の看板があります。
18km地点まで来ると回りが開けています。
左手前に、うっすらとアーチが見えてきました。浦戸大橋です。
さっきもいたけど、恐竜ブーム?
そして、種崎のマンション群が見えてきたので、大橋も近いですね…。
種崎千松公園を過ぎると登りだしますよ。
さて、浦戸大橋がんばりましょう!
また、いい所が20km地点ですね。11:03。やばい、ちょい早だ…。
金網の間からパチリ!
ようやく頂上です!
下りは橋の部分もあっという間に感じます。桂浜方面の道を分けて下って行きます。
海も見えてきました。
さて、長い海岸線との戦いが始まりました。少し進むと、33番・雪蹊寺の案内板が出てきました。
お、恐竜先回りかな。
ブラスバンド応援ありがとう!通過した後、「銀河鉄道999」が流れたので、その後曲が頭の中をリピートしていました。⇒奇しくも21日に松本零士さんの訃報がありました。999やヤマトをありがとう!
旧春野町に入りました(今は高知市と合併しています)。
この後、復路ランナーとの行き違い区間になりました。26km。
春野漁港手前で27kmです。ここからいつもキツイんですよ。
この後、漁港を過ぎ、トンネルを一つくぐると、左側が高い防波堤のエリアに来ました。
何とか、仁淀川までやってきました。ここで折り返して欲しい…。
なんだかんだで、30km地点。12:08。そんなに大きくはペースは落ちていないけど、自分だからわかる。"ヤバいな"と…。
この「仁淀川河口大橋」は長さが1kmもあるんですよ。
橋を下りると一旦また高い防波堤の横を走ります。
折り返しが非常に長く感じたのと、登りになっているのを恨みつつ、折り返しコーンに向かいます。
橋手前のエイドで"プチトマト"を頂いて美味しかったです。隣で"かつおめし"も配っていたけど受け付けなそうなのでやめました。
河口が広く見えますが、橋の上流で手前の「波介(はげ)川」と奥がの「仁淀川」が合流しているのです。
こちらが仁淀川。⇒この2枚を撮った時点で歩道に登って足を伸ばしたりしてロスをしています。
橋の途中で4h30mペースランナーに抜かされました。館山マラソンは残り2kmで2h50mペースランナーに抜かれたけど、抜き返しましたが、距離が長すぎるしこれは無理だなー。
35km地点ですが、12:42。5kmで34分かかりペースダウン中です。
そのすぐ近くのエイドにトイレがあったので入りましょう!
そして、ミカンがあったので食べましょう。ん、ウマいな。もう一個いただきましょう。
ミカンパワーで、海岸線からおさらばするポイントまで来ましたよ。
おー、気分が変わりますね。でも、足は変わらないよ…。
そして、38kmまで来ました。できるだけ給水所以外は休まないようにしましょう!
この先を左に曲がります。
前回、こんな狭い所通りましたっけ…。
ちょっと広くなりました。
よし、あと3kmちょい!
山も近づいてきました。山を右ですね。
左に行くと34番・種間寺で、車は右に行く?ここは遍路の時に通っていない所だなー。
ようやく40kmです。13:24。だいぶ、時間を使いました。
この先で、最後の給水がありました。一旦停止で、屈伸します。
この先でみんな右に曲がって行きます。
非常にローカルな道になりました。
ちょっとはしっかりとした道になってきました。
あと1kmちょいです。競技場は登りのイメージが強いのですが…。
おー、競技場の入口です。
緩やかながら、やっぱり登りです。
この手前で、ラスト走るためにちょっと歩きました。
やって来ました。競技場のトラックは長く感じて好きじゃないんですよ。
バックストレートで残り200m。
よーし、ゴールします!
お疲れ様です!
や、スゴイ軍団が!
完走スポーツタオルとともに食料品をもらいました。
競技場から出ると「ようがんばったねゃ 待ちよったぜよ」の文字が。確かにトップランナーから計ると2時間は遅いので、待ちくたびれた事でしょう。
競技場周辺には、各種飲食物や地場産品の販売テントが並んでいます。その中で「つみれ汁大鍋」のふるまいがありましたので列に並びました。
コロナ禍で、こういうふるまいが無くなっているレースがある中なので、感謝感謝です。
着替えをした後に、記念の写真を撮ってもらえる列があったので並んでみました。
この後、競技場を下った所にある「天然温泉はるのの湯」がゼッケンなどを見せれば今日だけ半額の350円なので、お世話になって来ました。全体的にそんなに混雑していなかったのでココはオススメです。歩いて10分ぐらいなので、足にダメージのある人はキツイかも。
私は42kmを6つに割って、0~7km‥前(前半)、7~14km‥前(後半)、14~21km‥中(前半).....のように考えているのですが、ここのところ28~35km‥後(前半)が特にダメですね。かえって後(後半)の方がイイ位なので、ちょっと次回は作戦を考えたいと思います。
高知龍馬マラソンは、市街地から郊外へ出ると、大橋、海外線、大河等といろいろな景色が楽しめて良いコースです(海岸線はもうちょっと少なくても良いかな)。高低差の大きなところは浦戸大橋位ですし…、いやゴールの競技場が最後に効きますが、あとは割と平らです。欲を言えば、スタートの更衣室問題や市街地走行が早い時間だけなので他のシティーマラソンよりも安くしてもいいのでは…などがありますが、機会があればまた走りたいレースかと思います。ともあれ、以前のコロナ禍の頃を思えば、無事に開催していただきありがたい限りです。お疲れさまでした。
(おわり)