歩き遍路

お遍路の持ち物について

今回は、お遍路の持ち物、装備についてまとめてみました。

【表中の印について】「〇」‥よく使用されています 「△」‥使用を検討してみてはいかがでしょう 「×」‥私は使いませんでした 「-」‥物がありません

※秩父の場合も参考に入れてみましたが、すべて歩きで回っても5~6日で回れるため四国のように装備を揃えないケースが多いのかもしれません。

品 目 四国 秩父 内 容
菅笠

菅笠には雨天用のカバーがついているものがあるので、ちょっとした雨の時に、メガネをかけている者にとっては雨除けとして重宝します。帽子より大がかりになってしまいますが、なんといっても「お遍路さん」という事が分かります。ただし、かさばるためザックを置く時につぶしそうになりますが、なかなか頑丈で最後まで無事でした。風の強い時や大型トラックが通過した時にあおられる時があるので気をつけましょう。
白衣

長袖のモノと袖なしのモノがあり、袖なしは「笈摺(おいずる)」呼ばれます。速乾性のモノが販売されており、その場合は「南無大師遍照金剛」の文字が色落ちしない加工がされているものがあります(バタンキュー21(BQ21)氏が使用)。
金剛杖

 

 

×

 

1.3mほどの杖で、弘法大師の分身とされ、杖の上部が五輪塔をかたどっているのでカバーを付けて直接触らないようにします。宿では杖の先を拭いて、客室に持っていき、大切に扱います。また、山道や長距離の歩行の際に重宝します(ただ、私は山では通常ストックを使わない流儀なのと、何かと忘れやすいので金剛杖は持たないことにしました)。何回も巡礼している方は、握りの部分を削って自分にフィットするように調整したり、長さを変えている場合もあります。
杖カバー

×

 

他の方と取り違えないためにも自分でわかりやすい柄にするとよいようです。
ザック、リュック

一日背負って歩く必要があるので、自分に合ったモノを選びましょう。私が使用したモンベル「アルチプラノバック」は防水タイプで上部を巻いて止めるタイプなので、ザックカバー不要でした。ただし、生地が薄く破れやすいため、途中布製ガムテープで補強しました。→オプションで「トップリッド」というポーチ的なものが上部に取り付けられるので、「さんや袋」代わりして遍路用品を中に入れていました。ザックを預けて空身行動するときは、「トップリッド」のみで行動するなど非常に便利でした。
さんや袋

 

×

 

納経帳、経本、線香、ロウソク、ライター、数珠などのお参り用品を入れる肩から下げるタイプのカバン。お参りの際にすぐに用品を取り出せます。
持鈴

 

×

 

魔よけのためにカバン、ザックなどに付ける鈴。
経本

般若心経や関連のお経が書かれたもので、それぞれのお寺のご本尊の真言と詠歌も書かれている本。内容を覚えていても経本を読み唱えるようにする。
納経帳

読経したあと、参拝した証として墨書・朱印をいただくための帳面。サイズは大きめのB5に近いサイズと小さめのA5サイズがあり、お寺によっては書き込む字が違うなどという書き込みもありますが、お参りした証にはなるのではないかと思います。私は、別格二十霊場の納経帳と二冊所持する必要があったので、両方小さいサイズにしました。
納札

本堂と大師堂の納札箱に日付、住所、氏名、願意を記入して納める用紙で、4回未満の巡礼者は白色、それ以上は回数により色が異なります。住所は「◎◎県〇〇市」までの記載で良く、日付も大体の「5月吉日」などで記す場合もあります。他に、お接待を受けた時にお礼に渡したり、お遍路さん同志の挨拶に渡したりします。
線香・ローソク等入れ

線香、ローソク、ライターの三種類をまとめて入れられ、お参りの時にすぐに取り出せるので重宝します。BQ21氏は線香をマーブルチョコの入れ物(円筒形)に入れていました。
線香・ローソク等

 

 

線香、ローソクは適度な量を調達して、少なくなったら100円ショップなどで調達するのが良いと思います。私は、余分なローソク200本を買ってしまったので、そのまま持ち歩いていました。なお、BQ21氏はとても短いローソクを準備していて軽量化していました。
数珠

 

 

念珠とも呼ばれます。今回は珠が煩悩の数と同じ108個ある真言宗用のものを使用しましたが、通常の数珠や腕輪タイプでもよいとされています。
ボールペン・メモ帳 少なくともボールペンは納札を記載するので必要になります。
輪袈裟

 

実際は半袈裟といい、本来の輪袈裟は僧侶の方が使う輪状の布のもの。トイレ、食事など不浄なところでは外します。ネクタイのように正装と考えると移動中は外しておいて良いようです(私は汗を書くようなところ以外は移動中も着けていました)。
お賽銭・コインケース

 

少なくともお賽銭が88枚×2(本堂・大師堂)は必要になるので、郵便局でお金を下ろすときにまとめて5円玉に両替してもらっていました。局によっては10枚だけのところがあるかと思えば、棒で50枚替えてくれるところもあり、その対応を見るのも楽しかったです(!?)。

コインケースは、まとまった量を持っている時に、あると便利です。

へんろみち保存協力会の地図

B5サイズの黄色い表紙のもの(北の方向がまちまち)とB6サイズの英語版(すべて北が上)があり、これがあると重宝します。余分なコースを歩かなくて済みます。帰る時に英語版を1番・霊山寺で購入しました(英語版と言っても主要な所は日本語も入っている)。持っていなくてもgoogleとYAMAPを複合で使用すれば何とか進めますが、後から「そこ通れたのー」っていうところが出てきます。
長袖Tシャツ・ズボン・下着(行動用) 暖かい時期だったので2セット持って行きましたが、少なくして洗濯することをオススメします。
Tシャツ・短パン(宿用) Tシャツ2枚と短パン1枚を持って行きました。
靴下 3足持って行って、山用の多少厚めのモノを気に入って履いていたら、40日近く使って穴が開きました。他2足持っていましたが、2足で洗濯すれば良いと思います。

 

履きなれた靴が良いです。私は普段からトレッキングシューズを履いているのでそのまま履き続けました。スニーカーの方が舗装路は歩きやすいかもしれませんが、通しで歩くと途中でかなりすり減るのではないかと思われます。山道もあるのでトレールランニングのシューズを購入する方も多いようです。
防寒具 寒くないシーズンでも1枚は羽織るものがあった方が良いと思います。これに、レインウエアの上を羽織れば大体はしのげます。寒い時期はダウンなどが必要かもしれません。
レインウエア 山道も歩くので、ポンチョではなく、山用の上下があった方が良いです。ゴアテックスの方が機能性が良いですが、登りなどでは汗をかくので嫌でもムレます。
折りたたみ傘 小雨の場合は、レインウエアの下を履いて、傘を使うなど調整したほうが良いです。
山用スパッツ 山道で、濡れた草むらを歩く時や朝露などから、膝下を濡れないようにガードするもので、今回は暖かい時期なので持って行かなかったですが、寒い時期や濡れたくない方などは要検討装備です。
ヘッドランプ 夜間の行動に備えてあると良いですが、実際に持って行ったが使う事はなかったかな..。暗くなった時やトンネル内の安全確保にも役に立ちます。
充電器、充電コード 必要に応じて用意すると良い。充電用のコードだけでもいくつか持って行ってました(髭剃り用も含めて)。
PC ブログ、ユーチューブなどの場合は編集のために必要ですが、おのずと荷物の嵩が増します!(毎日更新できず日に日に遅れていきました..。進度は1/3ぐらいでしたね、でも持って行って良かったです)
日焼け止め 5~7月だったので毎日塗っていました。塗っていないおじさま方は漁師のようになっていました(上着は虫対策と転倒ガードで長袖Tシャツを着ていました)。
皮膚保護クリーム 足のマメ防止に使用すると良いです。私は泡タイプ、BQ21氏はクリームタイプのスポーツ用「プロテクト」を使用していました。
虫よけスプレー 持って行って、一回も使いませんでした。あると良いとは思います。
デオドラントシート 汗をかいた時にスッキリできるので持っていくと良いでしょう。

-歩き遍路

© 2024 ひかり たび Powered by AFFINGER5