薬王寺とは
住所‥徳島県海部郡美波町奥河内字寺前285-1 ☎0884-77-0023
22番・平等寺⇒(20.2km)⇒23番・薬王寺〔高野山真言宗〕⇒(75.7km)⇒24番・最御岬寺
「ウィキペディアより」
寺伝によれば、神亀3年(726年)に聖武天皇の勅願により行基が創建したという。弘仁6年(815年)には平城上皇の勅命によって空海(弘法大師)いる
文治4年(1188年)火災により堂塔を焼失した。この時に本尊は奥之院の玉厨子山に自ら飛んで焼失を逃れたという伝説がある。その後、後醍醐天皇により堂塔が再建された。本尊が新たに彫られたが、元の本尊もこの時に飛んで帰り後ろ向きに厨子に入り自ら厨子を閉じたとされ「後向き薬師」と称される。元の本尊は以後秘仏となった。このため本尊が二体ある。
天皇、淳和天皇などからの信仰は厚く、歴代天皇が厄除け祈願のため勅使を下向させている。嘉禄2年(1226年)には土御門上皇が訪れた。徳島藩主の蜂須賀家から寺領を賜っている。
現在の本堂は明治41年(1908年)に再建されたものである。阿南室戸歴史文化道への指定、四国八十八景、とくしま88景への選定を受けている。
本尊‥薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
詠歌‥皆人の病みぬる年の薬王寺 瑠璃の薬をあたえましませ
①仁王門
②本堂
写っているのは拝殿で、奥に奥殿があり奥殿は二重塔になっている。(申し込めば堂内で参拝できるそうで、今回は参拝しておりません)また、本堂裏手に「肺大師」の祠と湧き水があり、ラジウムを含んだ霊水で肺病などに効能があるという。
③大師堂
④納骨堂 ⑤地蔵堂
納骨堂は奥の建物。
⑥随求(ずいぐい)塔、随求の鐘
年の数だけ鐘を叩くと厄除けができるとのこと。
⑦魚藍観音
⑧鎮守堂
⑨霊牌堂
⑩瑜祇塔
⑪納経所、方丈
⑫納経所、瑠璃閣
その他
・瑜祇塔からの眺め(海も望めます)。
・温泉宿坊「薬師会館」
・ストリートビューによる境内の様子(360度)