地蔵寺とは
住所‥徳島県板野郡板野町羅漢字林東5 ☎088-672-4111
4番・大日寺⇒(2.0km)⇒5番・地蔵寺〔真言宗御室派〕⇒(5.3km)⇒6番・安楽寺
「ウィキペディアより」
寺伝によれば弘仁12年(821年)、嵯峨天皇の勅願により空海(弘法大師)が一寸8分(約5.5cm)の甲冑を身にまとい馬にまたがる姿をしていると云われる勝軍地蔵菩薩を自ら刻み、本尊として開創したと伝えられる。
嵯峨・淳和・仁明の3代の天皇の帰依が篤かった。宇多天皇の頃、紀州熊野権現の導師であった浄函上人が、熊野権現の託宣によって霊木に2尺7寸(約80cm)の延命地蔵菩薩を刻み、前述の勝軍地蔵菩薩を胎内に納めたという。
本尊が勝軍地蔵というところから源義経などの武将の信仰も厚くかった。当時は伽藍の規模も壮大で26の塔頭と、阿波・讃岐・伊予の3国で300あまりの末寺を持ったという。しかし、天正10年(1582年)に長宗我部元親の兵火によりすべて焼失。江戸時代、徳島藩主蜂須賀氏の庇護を受け、歴代住職や信者の尽力により再興された。
本尊‥地蔵菩薩(延命地蔵)と胎内仏・地蔵菩薩(勝軍地蔵)(おん かかかび さんまえい そわか)
詠歌‥六道の能化の地蔵大菩薩 みちびき給えこの世ののちの世
①仁天門
多聞天と持国天を祀る。
②本堂
本尊は秘仏の地蔵菩薩半跏像。
③大師堂
④淡島堂
和歌山県、淡島神社の分祀。
⑤大師像
⑥たらちね大銀杏
樹齢800年以上の大木。
⑦八角堂、庫裏、納経所
左から八角堂、庫裏、納経所。八角堂には観音立像が安置されている。
⑧不動堂
不動明王立像、両脇に如意輪観音と八臂弁財天を安置。
⑨五百羅漢(奥の院)
等身大の木造の五百羅漢があるお寺は珍しく「四国でただ一ヶ所」。拝観料200円。
・ストリートビューによる境内の様子(360度)