甲山寺とは
住所‥香川県善通寺市弘田町1765-1 ☎0877-63-0074
73番・出釈迦寺 ⇒(2.7km)⇒ 74番・甲山寺〔真言宗善通寺派〕⇒(1.8km)⇒ 74番・善通寺
「ウィキペディアより」
伝説では、壮年期の空海が寺を建立しようと幼きとき遊んだこのあたりを探索していると老翁が現れ、この地にお寺を建立すべしとお告げをした。この地の岩窟に住む毘沙門天の化身と悟った空海はこの岩窟に毘沙門天を祀った。 その後、嵯峨天皇の勅命を受け別当として満濃池の修築を命じられた空海は、この地で薬師如来を刻み修法すると数万の人々が集まり、無事に築造を完成に導いた。弘仁12年(821年)その功績に対して朝廷から二万銭が与えられ、その一部によって堂を建立したのが当寺の始まりであるという。
天正年間の兵火により本尊とわずかの寺宝が残ったのみで、『四国徧礼霊場記』(1689年刊)には、「むかし大伽藍の所といえども荒涼せり盛衰は世の数ある・・」と記されている状況であったが、享保20年(1730)に本堂、寛保2年(1742)に大師堂が再建され、『四国遍礼名所図会』(1800年刊)の挿絵では現在の形に近い形に復興している。
甲山(標高87.2m)には、室町時代に天霧城の出城があったと云われていて、山頂に石舞台跡があり、頂上には神武天皇孝明天皇震儀石がある。また、当寺から山頂に向かう山道には江戸時代末期に開かれたという西国三十三所の石仏が並んでいる。
本尊‥薬師如来(おん ころころ せんだりまとうぎ そわか)
詠歌‥十二神味方に持てる戦には おのれとこころ甲やまかな
①山門
②手水舎
本尊「薬師如来」の脇仏「月光菩薩」の左手の月に"うさぎ"が描かれており、こちらに"親子うさぎ"の像を飾っている。他に14羽のうさぎ瓦が見守っているとのこと。
③中門
旧山門を中門に移築。
④大師像
⑤納経所
⑥本堂
⑦大師堂
⑧子安地蔵
⑨淡島大明神
⑩茶堂・鐘楼
茶堂(左)、鐘楼(右)
⑪親子地蔵
⑫毘沙門天
中の写真がありません。悪しからず。
その他
・おびんずる様
・願かけ不動尊
・ストリートビューによる境内の様子(360度)