泰山寺とは
住所‥愛媛県今治市小泉町1-9-18 ☎0898-22-5959
55番・南光坊⇒(3.1km)⇒56番・泰山寺〔真言宗醍醐派〕⇒(3.1km)⇒57番・栄福寺
「ウィキペディアより」
寺伝によれば弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)が梅雨期に当地を訪れた際に、蒼社川が氾濫していたが、村に伝えられる悪霊の祟りと考えられていた。空海は村人と堤防を築き、河原で土砂加持の秘法を七座にわたって修し、満願の日に空中に延命地蔵菩薩を感得し治水は成就した。空海はその修法の地に不老松を植え、感得した地蔵菩薩像を刻み金輪山々上に堂宇を建て本尊として安置したという。泰山寺の名は延命地蔵経中の「女人泰産」からとったものである。一説には道教の五岳の一つである東岳泰山からの引用ともいわれる。
天長元年(824年)には淳和天皇の勅願所となり、七堂伽藍を備え10坊を持つ規模となったものの数度の兵火により衰退し、空海が不老松を植えた山麓の現在の場所へ移築された。
本尊‥地蔵菩薩(おん かかかび さんまえい そわか)
①本堂
安政元年(1854年)に再建された。
②不忘松
弘法大師が寺を建立した際に手植えしたという伝説が残る初代の松の切り株が祀られた祠があり、足腰に御利益がある。現在は三代目の松が育っている。
③大師像
④宝冠不動明王像等
左・聖宝源大師像。右・理源大師石像。
⑤大師堂
昭和60年(1985年)に再建された。
⑥納経所・宿坊・鐘楼
鐘楼は今治城内にあった太鼓楼の古材を用いて明治14(1881年)に再建されたもの。
⑦地蔵車
石塔に六道輪廻を現した輪があり、これを手前に回して願う。
その他
・弁財天祠
・忠魂供養塔
・ストリートビューによる境内の様子(360度)