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43番・明石寺(めいせきじ)

2021年8月30日

明石寺とは

住所‥愛媛県西予市宇和町明石205 ☎0894-62-0032

42番・仏木寺⇒(10.8km)⇒43番・明石寺〔天台寺門宗〕⇒(70.5km)⇒44番・大宝寺

「ウィキペディアより」

寺伝によれば6世紀、欽明天皇の勅願により正澄上人が唐からの渡来仏である千手観世音菩薩を祀るため創建したという。天平6年(734年)に寿元行者が熊野より十二社権現を勧請し修験道の中心道場としたとされる。弘仁13年(822年)空海(弘法大師)が再興したという。

縁起の通りであれば飛鳥寺や四天王寺以前の創建ということになるのでこれは史実とは考えられず、実際の創建年は不明といわざるを得ない。建久5年(1194年)に、源頼朝が池禅尼の菩提を弔うため阿弥陀如来を安置、経塚を築き堂宇の修繕をした。この時に山号を現光山から源光山に改めたという。その後も武士からの信仰が篤く、室町時代は西園寺氏の祈願所、寛文12年(1672年)には宇和島藩主伊達宗利が堂宇を建立した。

本来の名称は「あげいしじ」だが、現在は「めいせきじ」と呼ぶ。ご詠歌「〜軽くあげ石」からついたと伝えられ、現在でも地元では「あげいしさん」「あげしさん」と呼んでいる古老がいる。

本尊‥千手観世音菩薩(おん ばざらたらま きりく)

詠歌‥聞くならく千手の誓いふしぎには 大盤石もかろくあげ石

①仁王門

②本堂

建物は大きくはないが、唐破風がダイナミックな本堂。

③大師堂

方形の作りのこじんまりとした大師堂です。

④延命地蔵堂

(非常に趣のある地蔵堂龍で、彫り物が気になり何枚も写真を撮ってしまいました。納経所でいろいろ伺ったところ、瓦が赤いのは石見瓦(島根産)によるのもので、冬場は寒く降雪対策が関係しているとの事でした)

⑤熊野神社

その他

仁王門までの石段です。

仁王門横の納経所です。

・ストリートビューによる境内の様子(360度)

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