寺院案内

10番・切幡寺(きりはたじ)

2021年12月20日

切幡寺とは

住所‥徳島県阿波市市場町切幡字観音129 ☎0883-36-3010

9番・法輪寺⇒(3.9km)⇒10番・切幡寺〔高野山真言宗〕⇒(9.6km)⇒11番・藤井寺

「ウィキペディアより」

寺伝によれば、修行中の空海(弘法大師)が、着物がほころびた僧衣を繕うため機織の娘に継ぎ布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切りさいて差し出した。これに感激した空海が娘の願いを聞くと、父母の供養のため千手観音を彫ってほしいとのことであった。そこで、その場で千手観世音菩薩像を刻んで娘を得度させ、灌頂を授けたところ、娘はたちまち七色の光を放ち即身成仏して千手観音の姿になったという。[1]

空海はこのことを嵯峨天皇に伝えたところ、勅願によって堂宇を建立、空海の彫った千手観音を南向きに、娘が即身成仏した千手観音を北向きに安置し本尊として開基したという。山号や寺号は機織娘の故事にちなんでいる。

伝統行事の一つとして、毎年春分の日と秋分の日に、先祖の戒名などを経木に書き清水をかけて流して供養する経木流しを行なっている。

本尊‥千手観世音菩薩(おん ばさら たらま きりく)

詠歌‥欲心をただ一筋に切幡寺 後の世までの障りとぞなる

①山門

②本堂

③大師堂、大師像

④大塔〔重要文化財〕

慶長12年(1607年)大阪住吉大社の神宮寺・新羅寺の西塔として建立、明治15年移築。時間の都合上、塔まで行けなかったが、吉野川まで望めるとのこと。次回の課題に…。

⑤納経所、方丈

⑥経木場

春分の日と秋分の日に、先祖の戒名などを経木に書き清水をかけて流す経木流しが行われる。手前の石碑は「おんかぢすゐ(加持水)」と書かれている。

その他

・杖無し橋(奥に石段の始まりが見える)

・石段の始まり(是より333段の石碑)

・鐘楼

・ストリートビューによる境内の様子(360度)

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