熊谷寺とは
住所‥徳島県阿波市土成町土成前田185 ☎088-695-2065
7番・十楽寺⇒(4.2km)⇒8番・熊谷寺〔高野山真言宗〕⇒(2.4km)⇒9番・法輪寺
「ウィキペディアより」
桜の名所で、三月初旬には進入路から池にかけて「蜂須賀桜」が一面に咲き、四月初旬には仁王門周辺と中門周辺にソメイヨシノ、多宝塔周辺に枝垂桜が咲き誇る。初夏には紫陽花が迎えてくれる。毎月18日ライトアップされた本尊千手観音菩薩が黄金に輝く。境内には御詠歌が流され遍路気分を盛り上げる。
寺伝によれば、815年(弘仁6年)空海(弘法大師)がこの閼伽ヶ谷で修行をしていた際、熊野の飛瀧権現(熊野那智大社の別宮飛瀧神社の祭神)が現れて「永く衆生済度の礎とせよ」との宣託をし、1寸8分 (約5.5cm) の金の観音像を授けた。そこで堂宇を建立し、一刀三礼して霊木に等身大の千手観世音菩薩を刻んでその胎内に授けられた観音像を収めて本尊としたという。
1927年(昭和2年)火災により本堂とともに空海作と伝えられていた本尊も焼失した。本堂は1940年(昭和15年)に再建が開始されたが戦争により中断、1971年(昭和46年)に全容が完成し、新造された本尊が開眼した。
本尊‥千手観世音菩薩(おん ばさら たらま きりく)
詠歌‥たきぎとり水熊谷の寺に来て 難行するも後の世のため
①中門(二天門)
持国天、多聞天が両脇に立つ。
②本堂
③大師堂
④多宝塔
⑤納経所
⑥稲荷
伏見稲荷を祀る。
⑦方丈
⑧仁王門
道路を隔てて法輪寺寄りに立つ。1687年(貞享4年)建立。
・ストリートビューによる境内の様子(360度)