寺院案内

6番・安楽寺(あんらくじ)

安楽寺とは

住所‥徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8 ☎088-694-2046

5番・地蔵寺⇒(5.3km)⇒6番・安楽寺〔高野山真言宗〕⇒(1.4km)⇒7番・十楽寺

「ウィキペディアより」

寺伝によれば弘仁6年(815年)に現在地よりおよそ2km離れた安楽寺谷に、空海(弘法大師)が堂宇を建立し薬師如来を刻んで本尊としたという。往時は温泉湯治の利益で、山麓から広大な寺域を誇り十二宇門甍を接し鈴鐘の響きが絶えることがなかったが、天正年間(1573年 - 1592年)に長宗我部元親の兵火により焼失し荒廃した。 万治年間(1658年 - 1661年)に現在地に駅路寺であった瑞運寺を併合して再建される。

承応2年(1653)巡拝した澄禅の『四国遍路日記』では「駅路山浄土院安楽寺」、貞享4年(1687)刊行の『四国辺路道指南』には「六番安楽寺又は瑞運寺とも云う」、元禄2年(1689)刊行の『四国徧礼霊場記』には「瑠璃山日興院瑞運寺」、寛政12年(1800)刊行の『四国遍礼名所図会』には「六番温泉山安楽寺」と名称が変遷している。

九尺五寸(約361cm)の本尊薬師如来坐像は、昭和37年(1962年)当寺の住職にすすめられて、妻の難病平癒祈願のため四国遍路を続けていた夫婦が、遍路途中に病気平癒をした報恩のために奉納したもので、一尺三寸(約49cm)の古来の本尊を胎内仏として納められている。

大師堂前から湧き出る宿坊の温泉とラジウム鉱泉入りの薬湯も有名である。

本尊‥薬師如来(おん ころころ せんだりまとうぎ そわか)

詠歌‥かりの世に知行争うむやくなり 安楽国の守護をのぞめよ

①鐘楼門・仁王

竜宮門形式の鐘楼門で両脇に金剛力士像が安置されている。

②本堂・納経所

堂内で本尊を拝観でき、納経所は堂中。手前に金剛宝拝殿(童観音、青銅製香炉、燭台が並ぶ)がある。

③大師堂

④性霊殿、大師像

宿坊に宿泊すると夜のお勤めに参加できる。

⑤方丈、駒繋ぎ石

⑥本坊・宿坊

・右が宿坊、左は売店(お四国のしらかわ)‥県道側より

・宿坊の一室

・温泉浴場

⑦弁財天

⑧多宝塔

その他

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