玉とは「除災招福念珠」の事
四国八十八ヶ所を巡るのと同時に、別格の二十霊場を巡っていた訳ですが、別格のお寺では数珠の玉を購入できます。今回、納経だけでは寂しいので、実用的に使えるものとして玉(ドラゴンボールだ!)を集めて、数珠を作ることにしました。300円×20カ所∔500円で、材料費(?)だけでも6,500円になりますが、良い記念です。
ひとつの玉には表と裏にそれぞれ"お寺の名前"と"札所の番号"が入っています。
その他に会長寺から親玉・500円を購入し全て集めることにより、すべてを仕立てることができるのです。
勝手にドラゴンボールと呼んでいましたが、7つではなく、20揃えなくてはなりません。お寺では、1つずつパケットに入れて渡してくれます。右下が親玉で、紐と二天玉が付属しており、会長寺(今年は15番・箸蔵寺)で購入できます。
念珠(数珠)を仕立ててもらいましょう
親玉の中に念珠の結び方が入っているので、自分でまとめられそうな感じがしますが、実際には房(紐のついたビラビラ)を準備して、ほどけないようにまとめなければならず、工作にそこまで自信のない私はお店にお願いすることにします。房を付けた加工で2,500円~3,500円位でまとめてもらえそうです。自信のある方はYouTubeで"つわもの"の方々が動画を上げているので参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
念珠を仕立ててもらいます
餅は餅屋に、念珠は念珠屋にということで、浅草に「念珠堂」というお店があり、こちらは四国に限らず、西国や秩父などの巡礼用品を揃えているお店で、以前用品を購入したことがあるのでお邪魔しました。
店内は、念珠堂だけあって数々の数珠のほかに、お線香も各種取り揃えてあります。
こちらが巡礼用品です。四国八十八カ所の小判の納経帳も販売しています。事前に用意したい方はこちらを訪れてみてもよいのではないでしょうか。お遍路柄のマスキングテープやポストイットなど変ったモノもありましたよ。
仕立てをお願いして、1週間ほどで完成するとのことなので、お願いしました。
お店は雷門のすぐ近く、地下鉄浅草駅A4出口より徒歩1分です。(つき当たりが雷門通り)
完成品はこちらの品です
四国から帰ってきて、3か月ほど経ってしまいましたが、ようやく形になりました。また、お参りに行く際にはこの念珠と同行したいと思います。(実は招き猫の入れ物が気に入ってマス!)