年末年始休暇で、自動車での移動の際に渋滞に巻き込まれた方も多く、ドライバーは疲れが溜まりイライラされたのではないでしょうか。私が渋滞に巻き込まれた時のイライラの解消法は「ナンバープレート」を観察することです。最近は希望ナンバーの方が多いので、何でその番号なのか推理したり〔「12-25」(上が12以下、下が31以下)⇒誕生日?、「11-73」⇒いい波、サーファー?、「31-10」⇒斉藤さん?〕しますが、ご当地ナンバーが増えたのでその地名の文字自体を観察したりしています。
そこで、本日はまことに勝手ながら「東京ナンバー 文字選手権大会」を実施します!何のランキングかと言うと、「納得のいく文字かどうか」という私の個人的な観点によりジャッジされております。〔その地域がワースト、ベストであるということとは全く関係ありません〕早速、行ってみましょう。まずはワーストから…。
ワースト ランキング
第3位 多摩ナンバー
「タマ」ちゃんなどとかわいらしく呼ばれたりしますが、「多」の文字のアクの強さと「摩」の文字が太くてつぶれ気味な点が気になって選出されてしまいました。多分、昔からあるナンバーなので「摩」の字は太くして、作りやすくしてあったのかもしれません…。
第3位 足立ナンバー
同票ということで、3位は足立ナンバーです。「ゲソナン」などと言われあまり評判がありませんが、このナンバー圏の者としてはネタにしやすいので大歓迎です。最近は「足立」を嫌って「江東」「葛飾」などが逃げてしまいましたので、あと「江戸川」が発足すれば残りは隅田川上流域の区が残るだけということになります。
文字の形が「足」が人間に、「立」がゴミ箱に見えてしまいます(笑)。でも「立」の字は縦棒が"くっついていない文字"よりも"くっついている文字"の方が好きですね。⇒「」ナンバーの「豆」の縦棒が「口」の部分に"くっついていない"というような事を言っております(ハングルみたいに見えてしまいますから…)。
第2位 杉並ナンバー
2014年からご当地ナンバーとして登場した「杉並」ナンバーですが、全体的に字が大きく見えてかっこ悪く見えたためです。細かく言うと、最初「杉」の右側の3本線の長さが気になって、そうすると角度もちょっと普通より急かな、それと一番下の線の角度だけ違うんじゃないかなんて思えてきました。「並」については字が若干大きく見えて、これでは並ではなくて「ちょい大盛り」かなと感じたためです(全く勝手な見解です)。
ですので、今回は「山形」ナンバーをミックスして違うバージョンを作ってみました。どうでしょうか?
.........................ちなみに原付用は⇒
うーん、全く違う漢字に見えるからダメですね。
第1位 練馬ナンバー
さて、栄えある(?)第一位は「練馬」ナンバーでした!ここで、組み合わせがおかしいと書いたのは、「練」が略字のような変な字にしているのに、「馬」がデザインすばらしい字になっているからです。一文字目がゴシック体、二文字目が明朝体を使っているかのようで昔から違和感を感じていました。
ここでも「鳥取」ナンバーをミックスして違うバージョンにしてみましょう!
.........................ちなみに原付用は⇒
どうです。これ、前後がしっくりして、いいんじゃないの!陸運事務所に連絡してみますか!いやいや、地元の方々から「遊んでるんじゃねーぞ」とお叱りをうけそうです…。
ベスト ランキング
準優勝 世田谷ナンバー
...............
実は、ツッコミどころはなかったのですが、かと言って何が良いかというと…、何となく選出されております(笑)。住んでいる方が乗っているクルマほど、「世田谷」の文字が派手ではないのでそういった事になったのかもしれません。
優勝 八王子ナンバー
.........................ちなみに原付用は⇒
おめでとうございます!奇しくも三文字ナンバーがワンツーフィニッシュとなりました(って、私が選んでいるからなんだけどね…)。選出理由は、特に文句のつけようのないバランスと「子」のカーブを入れている点です。つい、活字体だと原付用のように縦線になってしまうかと思います。
他のナンバーの審査結果(!?)は…。
〔参考〕結構ナンバーは目立たせるために、普通の活字よりも大きくする傾向があるようです。「」ナンバーの「口」は「くにがまえ」と同じ大きさになっていて違和感アリアリです。「」ナンバーの「田」も一回り小さくても良いと思いますが…。
といった訳で、独断と偏見により開催された「東京ナンバー 文字選手権大会」ですが、第2回大会があるのか?、他府県版は開催されるのか?などの疑問を残しつつ閉幕したいと思います。
(おわり)