最御岬寺とは
住所‥高知県室戸市室戸岬町4058-1 ☎0887-23-0024
23番・薬王寺⇒(75.7km)⇒24番・最御岬寺〔真言宗豊山派〕⇒(6.7km)⇒25番・津照寺
「ウィキペディアより」
寺伝によれば、神亀3年(726年)に聖武天皇の勅願により行基が創建したという。弘仁6年(815年)には平城上皇の勅命によって空海(弘法大師)いる
文治4年(1188年)火災により堂塔を焼失した。この時に本尊は奥之院の玉厨子山に自ら飛んで焼失を逃れたという伝説がある。その後、後醍醐天皇により堂塔が再建された。本尊が新たに彫られたが、元の本尊もこの時に飛んで帰り後ろ向きに厨子に入り自ら厨子を閉じたとされ「後向き薬師」と称される。元の本尊は以後秘仏となった。このため本尊が二体ある。
天皇、淳和天皇などからの信仰は厚く、歴代天皇が厄除け祈願のため勅使を下向させている。嘉禄2年(1226年)には土御門上皇が訪れた。徳島藩主の蜂須賀家から寺領を賜っている。
現在の本堂は明治41年(1908年)に再建されたものである。阿南室戸歴史文化道への指定、四国八十八景、とくしま88景への選定を受けている。
本堂すぐ横には空海の七不思議のひとつ「くわずいも」の伝説にちなんだクワズイモ畑がある。昔、土地のものが芋を洗っているところに弘法大師が通りがかり、その芋を乞うたところ「これは食えない芋だ」といって与えなかった。それ以来ほんとうに食べられなくなったと伝えられる。現在は胃腸の薬として利用される。
本尊‥虚空蔵菩薩(のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おんあり きゃまり ぼり そわか)
詠歌‥明星の出ぬる方の東寺 くらき迷いはなどかあらまじ
①仁王門
②本堂
③大師堂
外観を撮影し忘れました。悪しからず。〔参考:ストリートビュー〕
④大師像
⑤鐘石
叩くと鐘のような音が鳴り、極楽浄土まで届くとされる。
⑥虚空蔵像
⑦多宝塔
⑧納経所
その他
・十一面観世運菩薩(山門入って右側)
・鐘楼堂(大師堂横)‥慶安元年(1648年)建立
・大師石像(大師堂横)
・一畑薬師
・ストリートビューによる境内の様子(360度)