寺院案内

61番・香園寺(こうおんじ)

2021年10月20日

香園寺とは

住所‥愛媛県西条市小松町南川甲19 ☎0898-72-3861

60番・横峰寺⇒(9.7km)⇒61番・香園寺〔真言宗御室派〕⇒(1.4km)⇒62番・宝寿寺

「ウィキペディアより」

寺伝によれば、用明天皇の病気平癒を祈願して聖徳太子が建立し、天皇からは教王院の勅号を賜ったとされる。天平年間(729年 – 749年)には行基が巡錫。大同年間には、空海が巡錫中、当寺の門前で身重の婦人が苦しんでいた。空海は栴檀の香を焚いて加持祈祷をすると元気な男の子が無事に出産した。また、栴檀の香を焚いて、安産・子育て・身代り・女人成仏を祈る四誓願の護摩修法をした。以来、安産・子育ての信仰の寺となったという。

実際の創建年は不詳であるが、奥の院の白滝不動から北へ行った海岸あたりで中山川下流に大日という場所があり、そこにあった大日堂が白滝不動で修行する人達の納経所になって、さらに大日如来を本尊とする寺になり、現在地へ移ったとも云われている。

天正年間(1573年 – 1592年)兵火に遭って焼失したが、江戸時代に入り小松藩主一柳氏の帰依を得て寛永年間(1624年 – 1644年)に再興されている。また古くは、高鴨神社の別当寺であったとされる。

1903年(明治36年)住職になった山岡瑞園大和尚により、1914年(大正3年)に本堂を再興、大正7年に「子安講」を創始し、全国はおろか海外にまで講員を拡大し隆盛に尽力した。 1976年(昭和51年)本堂は妙雲寺に移築され、その跡地に、高さ16m座席数620余の鉄筋コンクリート造りの大聖堂が建立される。

本尊‥大日如来(おん あびらうんけん ばざらだどばん)

詠歌‥後の世を思えば詣れ香園寺 止めて止まらぬ白滝の水

①大聖堂

1階は大講堂。

2階は本堂、大師堂を兼ねている。

前方に壇が設けられており、後方にはホールで使用される折り畳み椅子が620席用意されている。

正面中央の護摩壇があり、大日如来が祀られている。

右の段に弘法大師。

左の段の仏様。

②聖徳殿

③子安大師堂

大師が赤ちゃんを抱いている珍しい像。(残念ながらズームの画は無し)

④遍明堂

⑤戦争慰霊観音

⑥納経所

その他

香園寺は「大日如来」と「子安大師」の2種類の御影をいただける。

・ストリートビューによる境内の様子(360度)

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