生木地蔵とは
生木地蔵は正善寺の境外寺院である。正善寺は生木地蔵から北に1kmほど離れた所に位置し、本尊は薬師如来。
「ウィキペディアより」
生木地蔵は福岡八幡宮が鎮座する四尾山(おしぶやま)と呼ばれる小山の麓にある。
伝承によれば、空海(弘法大師)が巡錫の折、四尾山の麓で仮寝をした。その際に楠の大木に童子が現れた。これに霊感を得た空海が、その楠に一夜で地蔵菩薩を刻んだ。しかし、天邪鬼が鶏の鳴き真似をしたので、夜が明けたと思った空海は地蔵の片耳を刻み残したまま立ち去ったといわれている。
青葉の茂る楠に地蔵が刻まれたので「生木地蔵」と呼ばれるようになった。
この楠の大木は昭和29年(1954年)9月26日に来襲した洞爺丸台風によって根元から倒れた。そこに刻まれた地蔵菩薩は無事であったので、お堂を建立し本尊として祀られた。 なお、倒木は樹齢1200年と推定されており、本堂向かって左側に祀られている。平成31年3月21日大師堂が再建され、同時に大師像も修繕から帰ってきて落慶された。
※当初「いきじぞう」と表示しましたが「いききじぞう」が正しいようなので訂正します。(四国別格二十霊場HPにより確認:2021.12.3変更)
①本堂
②大師堂
③楠霊木
④納経所・寺務所
その他
・福岡八幡神社鳥居
・福岡八幡神社石段