平等寺とは
住所‥徳島県阿南市新野町秋山177 ☎0884-36-3522
21番・太龍寺⇒(10.2km)⇒22番・平等寺〔高野山真言宗〕⇒(20.2km)⇒23番・薬王寺
「ウィキペディアより」
寺伝によれば、空海がこの地で厄除け祈願をすると五色の雲がわき金剛界大日如来の梵字が金色に現れた。さらに、その端相に加持すると薬師如来像が浮かび上がったので、錫杖でその場に井戸を掘ると乳白色の水が湧いた。その水で身を清め百日間の修行をした後薬師如来を刻み、堂を建てて本尊として安置したのに始まるという。寺名は、この霊水により、人々の平等な幸せを願い、また、一切の衆生を平等に救済する祈りを込めて「平等寺」と称されたという。
七堂伽藍や12の末寺を持つまでに栄えたが、天正年間(1573年 - 1592年)に長宗我部元親の兵火で焼失した。享保年間(1716年 - 1736年)になって照俊阿闍梨によって再興される。
2017年1月より、平等寺本尊初会式が毎年行われるようになった。初回は第26世住職真梁(3回までは副住職)が焼八千枚護摩を成し遂げた。
本尊‥薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
詠歌‥平等にへだてのなきと聞く時は あら頼もしき仏とぞみる
①仁王門
②男厄除坂
本堂正面に男厄除坂42段、左側に女厄除坂33段、山門に子厄除坂13段があり、合計が88段となっている。厄除けを祈願して石段1段ずつにお賽銭を置いて祈念する参拝者も多い。
③本堂
フルオープンなお寺で、本尊薬師瑠璃光王如来の他、脇仏日光月光菩薩・十二神将をはじめすべて拝顔、撮影可能。
④護摩堂
⑤観音堂、女厄除坂
⑥大師堂
⑦白水の井戸
開運鏡の井戸とも呼ばれ、万病に効くといわれている。どんな日照りの時でも枯れたことがない。
⑧水向六地蔵
六地蔵が草で隠れてしまいました。悪しからず。
⑨大師像
その他
・境内の様子
・水子地蔵尊(大師堂付近)
・地蔵尊(観音堂前)
・鐘楼
・ストリートビューによる境内の様子(360度)